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キャプテンスカーレット 電動走行 追跡戦闘車
(アオシマ(イマイ))
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
キャプテンスカーレットに登場する追跡戦闘車です。頑丈な装甲車で、視界はテレビカメラに頼り、乗員は後ろ向きに座り、テレビを見ながら操縦するという1960年代当時の未来メカでした。
プラモデルはイマイから金型を受け継いだアオシマにより2005年に再販されたものです。ヤフオクで入手しましたが、幸い、定価より廉価でした。
キットについて
キャプテンスカーレットがテレビ放映された1960年代当時のイマイの設計です。
シャーシー部はほぼ2時間くらいで完成。モーターライズで快調に走行しました。走行メカは 写真のように、ウォームギヤが使われています。少し太目の銅線を用意してハンダつけでしっかりと配線をしておきます。
残念ながら、胴体後部のキャタピラは飾りでした。車輪からプーリーベルトで動かすように改造できればかっこいいかなと考えております。
4輪の前輪はタイロットによる簡単なメカで中央のつまみを回すと見事に左右に可動します。さすが、イマイです。
塗装
ボディの塗装はMrカラーのシルバーを塗装した上にメタリックブルーを吹いてみました。
シルバーライン、ブラックライン、レッドラインはいずれも ハセガワトライツールの曲面追従シートを細切りにして貼っています。
完成
モーターライズメカの魅力は、童心に帰って走らせて遊べることです。
今世紀になり、中国製の粗悪品が増えて、当たり前にできることが、当たり前にできないのが昨今です。
中国製や韓国製のモーターライズ戦車プラモなどいくつか購入しましたが、ギアがプラスチックで弱くすぐ割れてしまい、まともに動いたことがありません。ギヤだけでなく、キャタピラやタイヤもゴムの経年変化?でか すぐボロボロに砕けてバラバラになってしまいました。
それに対して、アオシマは古い金型をしっかりとメンテナンスしており、確実に走行できました。オリジナルを設計したイマイもアオシマもたいしたものです。
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