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(Photo) 最後のメッサーシュミット
by コルディッツ
史実的に最後のMe109はスパニッシュ・メッサーになりますが、 メッサーシュミット全体で考えると、Me262AーアビアS-92と改造Bf109GーアビアS-199を生産したチェコスロバキアこそ、最後のメッサーシュミットに相応しいように思いました。そこで今回の特集に合わせてチェコスロバキア空軍のS-92(ハセガワ72)とS-199(KP72)を作ってみました。
両機とも全面 RLM02グレーの指定塗装。「緑一色」を思わせるので、一度作ってみたかったものです。ただ筆塗装で単調だったので、ついBAPBAPAやBOPOHOBAの歌うカチューシャ動画を見ながら塗装していたら、ムラがひどくなり、参りました…
Avia S-92 V-34
チェコ空軍博物館(ケベリ、プラハ郊外)にて
銃口4門は塞がれ、脚の塗装はドイツ軍に準じ、エンジンのコーンは赤、機首のたぶん牽引用の穴は案外目立ちます。
なお私の拝観時(2008年8月)はS-92は博物館内雑居でしたが、今は独立した区画を収まり、しかも隣に複座のCS-92が鎮座し、さらにCS-92はドイツ空軍塗装ーつまりMe262Bになっているのが、博物館のウェブサイトで見れます。又ベルリンの技術博物館ではレストアされた民間型のFw200が展示されました。コロナ収束後の拝観予定先は増える一方です。
博物館展示の実機を意識して、銃口を塞いだので、操縦席内の照準器もカット。エンジンのコーンを赤色にしたら、高校生時に学んだ漢詩の一節「緑、紅に映ず」を思い出しました。
なおハセガワの指定塗装は博物館の展示機と1番違いのV-33と、全面無塗装塗装装のPL-01ですが、PL-01は地上訓練用で飛行したことはないようです。(Wikipediaより)
Avia S-199 UF-25
チェコ空軍博物館(ケベリ、プラハ郊外)にて
S-199の後期型はキャノピーが水滴型で後方にスライドします。
一方私の入手したKPのキットはエルラハウベ型でした。水滴型もリリースしたのかは知りませんが、後方スライド用のレールが浮き彫りされていて、削るように指示がありました。
ハセガワと比べると、KPは組みづらいと思いました。とくに主脚の角度決めが上手くいかず残念です。でも雰囲気は良好で、癖になりそうです。排気管はあえて鉄色を狙いましたが、やはり焼鉄色が順当と反省しています。
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