![]() 製作
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カットモデルでは視線が自然とカットされた部分に導かれます。そのため、コクピットとエンジンさえそれなりに作ってあれば、他はキットストレートでも、大型モデルとはいえなんとかなるのではないかと安易な考えが浮かび後押しをしてくれました。 胴体の一部をカットした時点で実物再現モデルではなく「置物」ですから、ここは博物館模型のように見栄え重視でいかなくてはなりません。 といった方向性で エンジン、コクピットは 外から見えるので塗装も見栄え重視です。エッチング計器板は塗りやすかったのですが、エッチングのシートベルトが金属が固く作りにくかったこと。ウエザリングも綺麗に見えるように軽めに塗装しておきました。 カーテンですが完成後見ると、存外に目立ち、布で自作しておけば良かったとちょっと後悔しました。 |
エンジンはシルバーで塗っただけですが、それなりに精密に見えます。さすが1/35大スケールです。 |
胴体はコクピットとエンジンを仮組して見栄えがいいようにカット線を下書きをします。そして、コクピットをはずして、胴体左側と天井板をエッチングソーでカットしました。 |
胴体下面はプラ板とアルミテープで装甲板、補強板を資料を見ながらどんどん追加していきます。ヘリが強くなっていく実感が湧き、この作業がかなりに楽しいです。 |
透明部だけテープでマスキングし、ボディの塗装はキットの塗装指示に従い、Mrカラー No.38オリーブドラブに艶消し剤を加え、筆塗しました。 |
カット断面はお約束のレッドです。ぶら下げているガトリングGUNとロケットチューブはあやふやな設計で接着に一苦労しました。 |
水平尾翼は艶消しレッド、胴体バンドはイエローいずれも筆塗。おとなしめにウエザリングをしてからデカールを貼り、デカール保護を兼ねて慎重に艶消しクリアを吹いて機体塗装完了です。 |
一応完成したモデルを見ながら最後の調整です。ガラス部の断面が光るので、ガラス周囲もオリーブドラブで塗って隠しました。機首のアンテナ線はシャキッとしているだけでかっこいいので、0.3mmのピアノ線で置きかえました。その他、ローター作動棒、てすり、尾部スキッドも結局、金属線で置き換えました。 カットモデルは初めてですが完成してみると異彩を放ちます。1/35という大きさもありますが、その存在感の大きい事。 もしコロナが明けた暁の展示会はこんなので攻めたいと思います。 |
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プラモデル模型製作特集3
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