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(Photo) 亡命機 MiG-19

by  コルディッツ
博物館実機写真

 ミコヤン・グレビッチ MiG-19はソ連邦最初の超音速ジェット戦闘機で、1954年に初飛行しました。アメリカの最初の超音速ジェット戦闘機F-100の初飛行は1953年。その1年後の初飛行にはソ連邦の航空技術力の躍進が窺えます。
 MiG-19は東側諸国に於いて広く運用され、中華人民共和国では1958年から1986年にかけてJ-6の名称でライセンス生産を行い、同機を母体にして独自に攻撃機Q-5を開発し、量産して北朝鮮やパキスタンなどに輸出までしていました。
 中華民国空軍航空教育展示館では、中国から亡命したMiG-19が展示されていましたので、ご紹介します。

  MiG-19/J-6   40208
 航空教育展示館(岡山、高雄郊外にて    2018年12月撮影


 当機は1987年11月19日に台中基地に亡命しました。








 MiG-19/J-6   40307


当機は1989年9月6日に金門等の金門島の飛行場に着陸し
亡命に成功しました。  










 JZ-6(J-6の偵察機型) 3171


 当機は1977年7月7日に台南基地に着陸し、亡命成功です。



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