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(Photo) Sd.Kfz.181　Tiger Ⅰ

by　コルディッツ

博物館実機写真

　謹賀新年です。干支の寅にちなみ、丁度80年前の1942年制式化のⅥ号戦車E型ティーガーⅠの現存車輌をご紹介します。
　ティーガーⅠ戦車の現存車輌は6輌で、英国に1、フランスに2、ロシアに2、アメリカに1です。その中でも一番有名なのは英国の戦車博物館（ボービントン）に、唯一走行可能な状態で展示中の131号車と思われます。残念ながら走行状態は未見の上、出演した映画「フューリー」も未見で、悔しくてなりません。
※　本稿はWikipediaを参照しました。

　TigerⅠ　131
　戦車博物館（ボービントン）にて　　　　　　1996年4月撮影

　1943年にチュニジアで捕獲されたティーガーⅠ131は、1951年
に戦車博物館で展示され、1990年から2003年にレストアされて
走行可能な状態になりました。私がボービントンを初めて拝観
した1996年はレストア期間中ですが、砲塔が展示されていました。

　以下2010年7月撮影

　131 は1943年2月にドイツ軍に引き渡され、車体番号は250112でした。チュニジアに運ばれ第504重戦車大隊第1中隊第3小隊に配備され、砲塔番号131が与えられました。

　1943年4月21日（4月24日説あり）に英軍のチャーチル戦車に撃破されて捕獲されました。

　以下2019年8月撮影

　ティーガーⅠはドイツ軍がT-34-76に遭遇する前の設計です。
そのため直線が目立つ風貌は、如何にもドイツ戦車という印象を与えます。なお写真左はフィンランド軍使用のT-34-76が、右には映画「フューリー」主演のシャーマン戦車が写っています。

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