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  ドイツ陸軍Ⅲ号戦車L型 (タミヤ1/48)

by クラキン



タミヤ1/48のMMシリーズNo.24、ドイツ陸軍Ⅲ号戦車L型を作りました。



【実機について】
言わずと知れた、第二次大戦前半のドイツ陸軍の主力となった中戦車です。
砲塔前面装甲を強化し、50mm砲を搭載したL型です。



【キットについて】
MMシリーズの比較的初期のキットなのでシャシーはダイキャスト製のズッシリと重い物です。
ダイキャストシャシーは賛否両論あるようですが、私は「賛成」派です。


組み立ては流石タミヤで何も問題なく、スラスラと進みます。
バリやパーティングラインも殆どありません。
部分連結式の履帯も正確で問題なく組めます。





【製作について】
 私にとって6台目の戦車で組み立ては完全素組みです。
塗装は初めてのジャーマングレー塗装で、インストによると1942年のドイツ国内のヘルマンゲーリング戦車連隊所属車ということです。
塗料はクレオス40番のジャーマングレーを使いましたが、殆ど黒に近いような色でどう見ても濃すぎますので、白を大量に加えて、更に青も若干加えて調色しました。
この色を全体に吹いた後、更に白を加えて明度を上げた色で日の当たる部分にハイライトを吹きました。



  墨入れはクレオスウェザリングカラーのマルチブラックを使いました。
油絵の具のチタニウムホワイト、ローアンバー、グリーングレー、ネイプルスイエローで退色表現を行ないました。
錆のチッピングはVICホビー水性塗料のウッドブラウン、レザーレッドをスポンジと極細面相筆で乗せました。
足回りの泥汚れは東部戦線の田園地帯や草原、林の中をトロトロと走ってきた事をイメージしてクレオスウェザリングペーストのマッドブラウンとマッドレッドを適当に混ぜてスポンジと筆で付けていきました。
ちょっとやり過ぎたかな・・・とも思いますが、まぁいいでしょう。
最後にライトグレーでドライブラシを掛けて立体感を出したつもりです。



出来上がってみると、ジャーマングレーもなかなか良いなぁと思います。
自己採点は70点というところでしょうか。
キットにフィギュアが付いていないことがちょっと残念・・・。
せめて車長のフィギュアだけでも欲しかったですね。



最後にデジタルで記録写真風に加工した「いたずら写真」を付けます。
欧州市街と雑木林の写真をPC画面に大写ししてその前にキットを置いて撮りました。






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