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特集 86ハチロク

LEVI/TRUE COLLECTION PART2 AE86(FUJIMI 1/24)

  by GRIFFON



 1983年に発売された時は衝撃的でした;買えんかったけど
それまでのカローラ/スプリンターの貧乏臭さがほぼ消えました。

なにより86TRUENOのリトラクタブルライトがゴージャスでした。

86 TRUENO :3DOOR

 買ってから38年で、やっと完成
何で、そんなにかかったかというと
粗末なシャシーに我慢がならずBANDAI 1/20 TE71やNETのRESTORE画像を参考に修整を始めて手が止まってしまった為です。
そうしているうちにAOSIMAから決定版が発売され
それまでの労力が無駄になってしまいました。


86 TRUENO :2DOOR

 何を思ったのか2000年にFUJIMIから突然発売されました。
もっと早く出してくれよ:3DOOR 1つ切刻んじまったよ。

3DOORより軽く、ボディ剛性も高い2DOORの方が評価されるべきなのですが・・ 世の中、ミーハーが多いということです。


86 TRUENO CONVERTIBLE

 トヨタオート多摩で改造/限定販売 当時の価格で約360万円

切刻んだ3DOORから改造



 86、あんまり好きじゃないですよね。
と、いうより好きじゃなくなったんですよ。

例の下品な漫画のせいで実力以上の評価が付き
猫も杓子も86、86・・で どんどん下品になってしまって・・

単に速い車が、ほしけりゃ高いやつ買えばいいのだし
そんなにドリフト(下品)見たけりゃ豆腐屋ごとドリフトしてるのあるし www.youtube.com/watch?v=7pffA2lEfpY



 2021年6月号でも書きましたが
LEVIN/TRUENOの真髄は初代(ギリ 3代目まで)にあると思ってます。

1978年に社会人になった時はLEVIN/TRUENOは2代目に
なってましたが、まだまだ初代も残っていました。

安いColloraに格上のCelicaと同じエンジンを積むだけで
貧乏人のプライドはHIGHになってしまい

小型/軽量/大馬力のスパルタンさにシビレるあまり
【重量減】 の大義名分のもとエアコンなどもってのほか
ラジオやスペアタイヤを降ろしたりして満足していました。
燃料を半分しか入れない、というのもありました。

LEVIN/TRUENOは買えなくてもColloraの頂点に君臨して
くれているのが、うれしかったのです。
単に高い車を買えない貧乏人の自己満足です・・・

80年代までは、まだまだ日本も豊かではなく
3代目Colloraまではセダンに2DOORと4DOORがありました。
金の無いヤツは2DOORを買えということです。

そうゆう貧乏人にはLEVIN/TRUENOが、どんどん豪華になって離れていってしまうのに気持ちが付いていけませんでした。

豊かさの基準は時代とともに変わっていくのは
仕方がないことなんです。

今の時代に エアコン、パワステ、パワーウインドウ、ステレオ無しのスパルタンなモデルを出した所で、売れるはずもありません。

LEVIN/TRUENOは。この代以降Colloraとは別物になり
貧乏人の星ではなくなりました。

当時、黙って「新型Celicaだ」と出されたら
信じるくらいのSPECでした。

初代Celica AE86
全長 4,215 mm 4,180 mm (TRUENO 4,215 mm)
全幅 1,620 mm 1,625 mm
全高 1,280 mm 1,335 mm
車両重量 1,040 kg 900 - 925 kg(2ドア)
935 - 940 kg(3ドア)
2T-G型:115 PS/6,400rpm 4A-GEU:130 PS(グロス)/6,600 rpm



【 PS 】
2012年6月号で
「この機体の正体が今だに判りません。」He113/He100
と書きましたが、やっと見付けました。
https://ww2aircraft.net/forum/threads/heinkels-forgotton-fighter-he-100.26552/

戦時中に、わずかな情報を元に書かれた推定図で
He113をHe112の発展型と考えていたようです。

それを翻訳して「丸」エキストラ版 VOL17 昭和46年7月号
に掲載したようです。
「丸」編集部の間違いに長年、惑わされていたのです。


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