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(Photo)  M24チャーフィー軽戦車

by  コルディッツ
博物館実機写真

 M24軽戦車は、既存のアメリカ産のM3軽戦車等を更新するため、1943年から開発がスタートし、翌年から生産開始になりました。
B-25爆撃機用に開発された軽量の75mm砲を装備、トーションバー・サスペンションを採用し、協力な攻撃力を有する、機動力の高い軽戦車となりました。部隊配備は1944年末からで、バルジの戦いでデビューしました。戦後も重宝がられ、朝鮮戦争、インドシナ戦争、ベトナム戦争に登場、また日本を含む多くの西側諸国にも供与され、冷戦史を飾りました。
※ 本稿は博物館の掲示とWikipediaを参照しました。

   M24チャーフィー戦車
 軍事博物館(ブリュッセル)にて      2009年12月撮影
 ベルギーは224輌のM24を運用しました。折角の拝観なのに降雪でムカつきましたが、デビューのバルジではこんな様子かと妄想したら、落ち着きました。



  軍事博物館(スーステルベルク)にて    2015年7月撮影
 ネーデルランドは約50輌を1962年まで運用しました。




 上から見ると改めて砲塔の大きさに驚きました。




 戦車博物館(ソミュール)にて    2016年8月撮影
 フランスは1,254輌を運用しました。第一次インドシナ戦争ではディエンビエンフーの戦いにおいて、10輌のM24が分解ー空輸されましたが、フランス軍は敗北しました。





   戦争映画のためにパンサー戦車仕様に改装したM24も展示されていました。「パリは燃えているか」「将軍たちの夜」「大反撃」 に出演しています。もっともM24として出演した「レマゲン鉄橋」での、チェコスロバキアで撮影したオープニング・シーンが一番有名だと思いますが。


 中国人民革命軍事博物館(北京)にて    2019年4月撮影
 展示されているのは朝鮮戦争で中国人民志願軍が捕獲した車輌 です。M24は北朝鮮軍のT-34-85に対抗できませんでした。  







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