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911カレラRSRターボ ルマン24 (マルイ 1/24)
by 入江健次
1972年に発表された911カレラ2.7RSはレース仕様の2.8RSR、その後、3.0リットルとなったのですが、ターボチャージャーを搭載したRSRターボは規定に合せる為、2.14リットルと排気量を縮小したフラット6エンジンにKKKブリッツのターボが取り付けられました。
しかし、最も目をひくのはボディー形状ではないでしょうか。はり出た前後のフェンダー、大きすぎるリアスポイラー、そして911の特徴のカエルの様なヘッドライト、それぞれ主張が大きいパーツを無理やり引っ付けたような異様なボディーです。特に張り出しすぎたリアフェンダーはリアのオーバーステアを封じ込める為の幅広のタイヤを収めるためで、リアスポイラーもタイヤを路面に無理やり押さえつける為でしょう。911の開発は急激なオーバーステアとの戦いだったと言われますが、レーシングカーであればスピードの為には出来るだけそのようなものは小さい方がいいでしょうから。
この模型はそのようなモデラーには魅力的なRSRターボ 1974ルマン24出走車をマルイがモデル化したものです。
これもずいぶん前に購入し、2回作ったと記憶してます。絶版になってからも中古で高値がついていたようなと記憶してます。
模型はモーターライズ用で簡単に組み立てられました。
ゼッケンサークルを白で塗装し、絶対にうまく貼れないマルティーニストライプは、マスキングもせずに筆塗りにしていたようです。後から見るとヘロヘロです。まあ、実車のベントレーのサイドストライプや、アメ車のカスタムぺイントの仕上げのラインもフリーハンドの筆塗ですからそこが芸術なのかなと思う事にします。
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Vol.169 2022September. www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
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