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特集 1/48 AFV 

シャーマンⅠCファイアフライ (タミヤ 1/48)

by  コルディッツ
博物館実機写真
 積みプラの48AFVの中で、10年前に購入したタミヤのシャーマンⅠCファイアフライに取り掛かりました。当時すぐに作り始めたものの、ダイキャスト車体を持て余し、かつサスペンション組立で左右を間違えて、放置していた物です。真面目に組立説明書を読まずに作り始めるという、今も残る自分の悪習慣を振り返るのは、心理的負担が大きいですね。今回もですが、次からは必ず組立説明書を読んでから作る、と誓いましたが… 禁酒と似て…
 幸いタミヤのキットだからですが、順調な作業で、今回2回目になる連結式履帯も、上手く連結しない部分もありますが、意外にスムーズに組み立てられ、連結式の不安は減りました。





 シャーマン・ファイアフライは既存のシャーマンⅠ(M4)、シャーマンⅤ(M4A4)に、イギリス軍の誇る17ポンド砲(口径76.2mm)を搭載する改修を施し、ドイツ軍の虎Ⅰ型戦車や豹戦車に対抗するアニマルキラーとして、約2,139輌以上が作られました。
 外見の特徴は長い砲身に前方機銃の廃止、砲塔後部にウエイトとして装甲箱を設置した事でしょうか。





写真の現物は戦車博物館(ボービントン)のシャーマンⅤCです。型式番号のⅠやⅤの後に付くCは17ポンド砲搭載を表します。



 英戦車兵の塗装が未了のため、砲塔ハッチは裏から養生テープで借り止めです。撮影時に浮き上がっていたのに気づきませんでした!マーキングは指定の1944年オランダの英第8機甲旅団にしました。本旅団がアーネムの戦闘に参加した様子なので。



1996年の戦車博物館では、橋を渡ったような情景での展示がなされていました。アーネムの戦闘でのナイメーヘンのワール橋を英軍シャーマンが渡河した情景に思えた記憶が、私に第8機甲旅団を選択させたようです。映画「遠すぎた橋」でロバート・レッドフォードが活躍したシーンですね。




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