Home  >  アメリカ海軍/海兵隊 艦上戦闘機 グラマン F-7F 「タイガーキャット」 (イタレリ 1/48) >特集 米艦載機>2026年5月号

特集 米艦載機

 アメリカ海軍/海兵隊 艦上戦闘機
グラマン F-7F 「タイガーキャット」 (イタレリ 1/48) 

  by nananiya72 鏡の中の蜃気楼

高出力の空冷エンジン双発で極限と言えるほどの細い胴体で高速性能と重武装を
両立させた、グラマン社最後のレシプロ双発戦闘機です。


  当初搭載する予定の空母建造が遅滞していて、現用のエセックス級の艦上で扱うには大型すぎ、着艦時の安定性に起因する事故もあったため、海軍で従来からよくある、「使えねーからマリンコに・・・」ということで海兵隊に移管され、陸上運用となりました。
しかし、高速性能を別にして、打撃力や航続距離など攻撃機としては、F-4UコルセアやA-1スカイレーダーに対してアドバンテージがなく、夜間戦闘機に転用されていきました。
当初は単座機だったのですが、夜間戦闘機に転用するにあたって、取ってつけたような後席が設けられました。  




  機首にレーダーを装備しましたので、機首の12.7㎜4門は撤去されています

キットは、何と言っても、機首部分にオモリを仕込む作業と重量が心配事になります。
田宮の晴嵐の棒状オモリを利用して、埋め込みましたが、このとき、もっと機首側に押しこんでおけばよかった・・・・・・結局不足で、機首切断の上追加するというメンドクサイことになりましたので、このオモリ仕込みはもっと慎重になるべきでした。
重くしても、実機通りの主脚の作りは、組み上げれば相当に頑丈なものになりますので、安心です。
また、首輪の脚柱の細さが気になりますが、全重量がここにかかるわけではないので、それほどナイーブになることはないと思います。






  時間のかかる作業としては、分厚い各翼の後縁を薄くする削り作業は必須です。

特徴的な大型のエンジンナセルは合わせが悪く、エンジンカウルとも合わせが悪いので、その基部はかなりの削り合わせが必要です。翼下面とのナセルの合いも悪いので、力技で抑え込む必要があります(クランプ必須です)。

付属するアクセサリーの爆弾や、ロケット弾は出来が悪いので、使えませんでした。
夜間戦闘機仕様なのだから、なくてもよいでしょう。。。。





デカールは20年モノながら良質で、白の黄ばみもなく、クッキリの白で作業も楽でした。
ただ、コーション類はほとんどありません。考証的にこれでいいのか?と少しギモンです。

艦載機としては、不評だったのですが、少数ながら、夜間戦闘機として艦上運用されていた海軍機もあったようですので、「米艦載機」というテーマは満たしていると・・・・・思う。。。



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