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特集 スモール スケール

温故知新シリーズ 第85弾

ホーカーハンター(三共 1/150)

  by ヒサマロ



 どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズはお盆も近いのでGoing Back to the Rootsと銘打って私のプラモデル初体験にあたる三共のピーナッツシリーズからホーカーハンターを取り上げてさせていただきます。1960年代前半にプラモデルが子供たちに爆発的人気をもたらしたのが30円で手軽に買えるこのシリーズが大きな役目を負っていたのは間違いないでしょう。当時の日本では珍しく1/150の統一スケールで50種類ほど発売されておりました。殆どは大戦機でしたが、このハンターやスカイホーク、テキサンなどの現用機も少数ありました。



 少しお小遣いが増えるとサンキョーやマルサンの1/100シリーズへと移行していき、小学校高学年になるとさらにLS、タミヤ、ニチモの100円キットまで手を広げて行きました。三共は1964年には倒産してしまったようです。正に嵐の様に駆け抜けたのでした。



 それではキットをながめていきましょう。箱裏の説明図にあるようにたったの7パーツで構成されております。胴体と主翼は一発成型ですがどちらも射出時の押し出しピンの跡が大きく2箇所有るのでパテをすりこんで整形しておきます。主翼付け根のインティークは塞がったままですので黒く塗って誤魔化しておきます。主翼と水平尾翼を胴体に差し込みます。どちらも若干隙間が生じるので溶きパテを刷り込んで整形します。風防はクリアーパーツですが空洞ではなく氷砂糖のようで、しかも胴体 後部よりかなり大きくなっております。ピーナッツシリーズの味としてそのままとします。



 ここで全体塗装に入ります。デカールはイギリス空軍の国籍マークと三色旗だけですが使用できそうもないので私はドイツレベルのハンターからスイス空軍用をリクルートしました。下面をライトグレー、上面をダークグリーンとダークシーグレーで塗ったら黒でスミイレしました。



 デカールを貼って脚関係を取り付けようとしたら前脚の接着用穴が開いていませんでした。ピンバイスで穴を開けて接着しました。主脚を取り付けてみましたが、案の定三点姿勢がとれませんでした。仕方がないので透明ランナーを胴体後部に接着して誤魔化しました。



 これにてスイス空軍のなんちゃってホーカーハンターの完成です。今の目で見たらオモチャ同然ですが当時の子供たちには充分ワクワクさせてくれる宝物でした。私はこのシリーズで飛行機の名前や形を教えてもらいました。コルセアという飛行機は何でこんな変な形なんだろうと思いながらその魅力にはまり今もお気に入りの飛行機になっております。昭和30年代前半の日本へとしばしタイムスリップしてみました。ではまた。 


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