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  ヤクトタイガー 1/76 FUJIMI

by かにまる 
 そもそもこのキットに手を出したのは、ネット仲間で“ヤクトタイガー”をそれぞれのテイストで作ってみようという動機からスタートしたのでした。
タミヤもドラゴンも結構なお値段なので、お小遣いの少ない私が選んだのが、FUJIMI。最近は“ミニスケール”の面白さにはまっているので、楽しい製作でした。
 <キット製作記>
FUJIMIの古いキットですので、ディテールは言い始めればきりがありませんので、この際気楽に、敢えて改修することはやめました。 
その代わり、溶接跡などを敢えて大げさにしてみたりと、ミニスケール的なディテールアップを施しています。


<グランドワーク>
ベースは、「ダイソー」で手に入れたディスプレイケース。ミニスケールには頃合いの良い大きさで重宝してます。
立ち上げ部分は、バルサ材。スタイルフォームで大まかなグランドを作ります。
(写真01)

 今回は、固定砲台の設定ですので、土嚢を積み上げます。土嚢は、“紙粘土”。
紙粘土を細く伸ばして、ハサミで切っていきます。それだけで立派な土嚢が出来ます。これは35でも48でも使える手法ですので(粘土の大きさを変えるだけ)、重宝してます。
(写真03)

土嚢を積み上げたら、ドフィックスで基本グランドワーク。
(写真02)

そこに「シーナリーサンド」という鉄道模型でよくつかわれるストラクチャーを使用。この「シーナリーサンド」は固まった後でも水分を与えれば形が変えられるという特性を持っていますので、グランドワークには重宝してます。
(写真04)



<車体塗装>
今回の塗装は製作の最初から決めていました。
模型少年だった時、強く印象に残っている迷彩塗装。
タミヤのリモコンのボックスアート、“ハンティングタイガー”!
巷では“ミラーボール迷彩”と呼ばれているようですが、憧れの戦車です。
基本塗装は、まずブラックで奥まった陰になる部分と車体下部を塗装。
そのブラックを残しながら、ジャーマングレーで全体を塗装してます。

そして“ミラーボール迷彩”に入ります。
ダークイエローでランダムに斑点を描き込んでいきます。
できるだけ規則的にならないように…。これが一番気を使ったところです。

斑点迷彩だけだと、おもちゃっぽく見えるので、フィルタリングを施し、少々大げさにドライブラシをかけています。

後はスコップなどの装備品を塗装して完成です。
(写真06~08)

(写真08)

 (写真06)


(写真07)




この迷彩、実在したのかどうかは定かではありませんが、“いつかは…”という憧れの塗装が出来たことを嬉しく思います。
(写真09~12)

(写真09)

(写真10)





(写真11)

(写真12)



完成写真



Vol.7 2009 August.        www.webmodelers.com          Office webmodelers all right reserved   無断転載を禁ず  リンクフリー
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