Home > 今月のハイライト> Photo特集 イギリス博物館めぐり (その11) ホーカー・タイフーン1B

ホーカー・タイフーン1B

小柳 篤司    コヤナギアツシ       . 

実機について
ホーカー・タイフーンは計3,317機生産されましたが、唯一の生き残りはロンドンの空軍博物館に展示されている機体"MN235"だけです。ホーカー社が生産したタイフーンは原型機2機と最初期型15機だけで、残る3,300機はグロスター社が生産しました。
"MN235"は1944年にグロスター社で生産された内の1機で、1944年2月8日に初飛行し空軍に引き渡されました。
 
アメリカ陸軍航空隊の評価試験の為、1944年3月24日に船積みされ、5月6日にオハイオ州ライトフィールドに到着しましたが、事故の為に飛行時間は僅か9時間だけで終わりました。戦後はスミソニアン航空博物館が保管していましたが、1968年1月にイギリスに返還され同年11月にレストア完了しました。

撮影時期:2009年2月16日(月)
撮影場所:ロンドンRAF博物館
http://www.rafmuseum.org.uk/


(写真1) 機体を右斜め前から


(写真2) 機体を左斜め前から


(写真3) 機体を左斜め後方から


(写真4) 尾部


(写真5)機首を左斜め前から。スピンナーは欠損していたので、ハンドレーページ・ヘスティングス輸送機から流用しています。


(写真6) 機首下のラジエター


(写真7) 主脚収納部を斜め下から


(写真8) 垂直尾翼


(写真9)尾部の飛散事故の対策に補強の為に取り付けられた、フィッシュプレートと呼ばれる補強板がスカイ色の帯部分に見えます。


(写真10)主脚を内側から


 Home > 今月のハイライト> Photo特集 イギリス博物館めぐり (その11) ホーカー・タイフーン1B

Vol.17 2010 May.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
  無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について

資料記事

TOTAL PAGE