この Ｓ－５５は 確か１５年くらい前に製作したもの。当時、ツクダホビーからレベルＯＥＭで 日本版パッケージのS-55/H-19 が発売されており、陸海空自衛隊のマーキングのデカールが付属していた。
海上自衛隊は 旧警備隊発足と同時に本機の採用を決め、S-55 （キットの 尾翼が下を向いたタイプ） ３機。S-55A (尾翼が水平なタイプ 浜松博物館の航空自衛隊H-19写真参照）
８機の計１１機を 昭和２９年から昭和３６年にわたって受領した。
館山基地、徳島基地などに配備され 救難、輸送などの任務に使われていた。呼称だが、三自衛隊のうち、海上自衛隊だけは本機をH-19と呼ばず、S-55の名称を守っている。
3機のS-55の当初の塗装は、エンジングレー,後に 警戒塗装になっている。 |
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リフトが三菱によるライセンス生産時にモーター駆動になっているので、モーターリフトをプラ棒、プラ板、シンチュウセンで自作する必要があった。エナメル線で配線を施すと、よいアクセントとなったと思う。
胴体のドアのガラスが付属しておらず、これも透明プラ板で追加した。スリット部は金網が張られているので、しんちゅう金網を切って裏側から取り付けた。
アンテナ類、乗降ステップなども写真を見ながら 楽しく自作した。
レベルのキットは名キットというにふさわしく、レシプロエンジンも内臓し、機首の観音扉を開けて見られるような構成になっていた。パイロットのモールドも秀逸で、７頭身くらいのイケメン。組み立てが非常に楽しいキットだった。もう一機、在庫があるので、こんどは 航空自衛隊塗装のH-19(S-55A)に尾翼を改造してトライしてみたいと思っている。
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