2016年８月に発行された　モデルｱｰﾄ飛行機スペシャルNo.14 ソビエト戦略爆撃機特集　90ページ「144スケールコレクション」に掲載のTu-22M2 バックファイアーB 作例です。作例用に　絶版のサニー1/144　バックファイアーBを　プロモデラーが作り下ろした作品です。

詳細　
米ソ冷戦時代にソビエトの戦略攻撃力を担ったTu-22M バックファイアのプラモデルは、1985年末にサニーインターナショナルから発売された1/144スケールのTu-22M2（バックファイアB）が世界初でした。

掲載された作例完成品は　サニー1/144のTu-22M2（バックファイアB）キットを組み立て塗装したものです。1/144でもさすがに大きく、全長25cm程あります。

胴体下面にKh-22巡航ミサイルを半埋め込め式に搭載しています。

キットの内容は、さすが1980年代の日本設計の金型で、モールドも素晴らしく、全体のフォルムや可動翼の断面形状も適確に表現されています。表面モールドは繊細な凹パネルラインです。
コクピットは完成後はほとんど見えず、144らしく床板と座席が一体となった簡単なものでしたが、シートをつやけし黒、床をニュートラルグレーに塗っています。
主翼の可動メカは　雑誌撮影のために　開いた状態で固定しています。

■ 塗装
航フ世界の傑作機No.113のカラー写真を色調の参考にしました。
上面　ライトグレーには、Mr.カラー特色No.117(RLM76ライトブルー)を、下面　ホワイトには　同316 (米海軍ホワイト)を使っています。
サフェーサーを吹いた上に、ダークシーグレーでパネルラインを下塗りし、その上に胴体色をエアブラシで吹いて表情を出しています。
バックファイアBの機首の棒状のものはピトー管ではなく、空中給油プローブです。
細かいアンテナや小エアインテークなど、世傑見ながら追加してあります。

詳しくはモデルｱｰﾄ飛行機スペシャルNo.14 ソビエト戦略爆撃機特集　90ページの製作記事をご参照ください。
爆撃機ですので模型は1/144ですが全長25cm以上となり、梱包は100サイズ、ゆうパック　となります。