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特集  バラエティプラモデル

(Photo) 「遠すぎた橋」

by  コルディッツ
博物館写真

 マーケット・ガーデン作戦を描いた映画「遠すぎた橋」の公開は、1977年でしたので、もう40年近く経ちます。今夏オランダを巡礼した時に、映画の舞台になったアーネムも寄り、郊外のオーステルベークにある空挺博物館を拝観しましたので、ご報告させていただきます。同博物館は、英第1空挺師団が占領してHQを置いた「ハルテンシュタイン・ホテル」を改装したものです。
 アクセスは、アーネム国鉄駅からバスNo6で「エアボーン・ミュージアム」停留所下車。
乗車時間は15分くらいです。たまたま訪問した時期は、バスの通るオーステルベークのメインストリーの国道225号線が工事中だったので、手前で下され、そこから徒歩20分歩きました。しかし博物館は国道に面しているので、迷う事はありませんでした。
 なお日曜日は、バスの本数がかなり少なくなりますので、ご注意ください。
 またアーネム市内の、英パラシュート大隊が北岸を占拠して、壮烈な争奪戦になったニーダーライン川にかかる国道橋も健在で、「ジョン・フロスト橋」と命名されています。
 1960年8月、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、ピート・ベスト、スチュアート・サトクリフ等の一行は、リバプールからホック・オブ・ホランドに上陸して、車でハンブルグを目指す途中、アーネムの古戦場を訪れています。偶然に寄るような所ではないので、ドイツ遠征に向かう彼らは、本当は何を思っていたのでしょうか?


空挺博物館(旧ハルテンシュタイン・ホテル) 
オーステルベークにて 国道(北)側から     2015年7月撮影



南側から 建物の左手にVVV(オランダ観光案内所)が併設され、入館はここからになります。



1944年9月 ハルテンシュタイン・ホテル前のアーカット英第1空挺師団長 



空挺博物館の周囲にはシャーマン戦車や英軍の砲が置かれています。





空挺博物館の周囲は公園です。



博物館のブリーフィング。当時のフィルムの上映を見ます。



展示品 英軍の対戦車擲弾発射器ーピアット 装填方法は…





映画でも大活躍した英軍の火炎放射器



博物館地下室は等身大ジオラマになっています。





このような小型ブルドーザーまで空輸していたとは知りませんでした。









ジョン・フロスト橋 以下北岸より撮影。北岸には簡単な展示館があります。
 ポーランド第1空挺旅団もアーネム近郊に降下したので、ポーランドからの観光客 も多いようです。
(ポーランド語のパンフレットあり)







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