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特集  バラエティプラモデル

  ホットロッドハイドロ(レベル 1/25)

by クラキン
バラエティプラモデル




 最近アメリカレベルから再版されたキットで、元は1980年代の古いキットです。
車用のV8エンジンを搭載した2人乗りのスピードボートです。
車で曳くための専用のキャリアが付属しています。




 如何にもアメリカという感じの箱絵で、これに惹かれて衝動買いしたのですが、このボートが実在するのかどうかは不明です。 カーモデルと一緒にディスプレイすることを想定して1/25というスケールになっていると思います。




 古いキットなので、バリが多かったり、パーティングラインが酷かったりしますが、そういう部分を丁寧に整形すれば、パーツ精度自体は良いので組み立てはスムーズに進みます。
V8でありながら、キャブレターとエアファンネルが何故か6個しかないとか、燃料タンクはあるけれどラジエターが無いなど、色々と「不思議なエンジン」なのですが、プラグコード(赤のリード線)を追加した以外は素組みです。
キャリアの前についているウィンチのワイヤーとフックは金属線と真鍮線で自作して追加しました。
ウィンチはハンドルで実際に回ります。




 デカールは3パターンのバリエーションで付いていますが、箱絵と全く同じデザインで作りました。
エンジン部分などのメッキパーツは漂白剤でメッキを一旦全部剥がして、黒立ち上げでアルクラッドのクロームで塗装しました。
船体の色はミスターカラーのブルーとシルバーに赤をほんの少しだけ加えて調合しました。
キャリアも同じ色です。
デカールは非常に秀逸で扱いやすいものです。
特にダッシュボードと船首甲板の木目部分のデカールは素晴らしい出来映えです。




 仕上げはミスターカラーのスーパークリアを4回重ね吹きした後、コンパウンドで磨いて、最後にコーティングポリマーで仕上げました。
研ぎ出しはしていません。
 キャリアを曳く車は32年型のフォードハイボーイにしようと思っていましたが、牽引のためのボールジョイントを付ける場所が無かったので諦めてフジミ1/24のシェルビーコブラにしました。
色が同じメタリックブルーだし、アメリカンマッチョという点も共通なので「まぁ、イッカ」ということで。




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