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KV-1B 重戦車 (タミヤ 1/35)
by
田口博通 Hiromichi Taguchi
戦車プラモデルの製作
重量感たっぷりのソビエトの初期の重戦車 KV-1Bです。KV-1は1941年の独ソ戦に投入されています。ドイツ4号戦車の出現にあわてて、急遽 装甲強化のため 砲塔側面に35mm厚の装甲板がボルト留めされた姿は、迫力そのものです。
タミヤからMM No.142として1/35キットが発売された頃、買ったまま、ずっとお蔵入りしていたものを KV-2ともども、今回の特集をモチベーションに完成させました。
これもKV-2と同様な方法でキャタピラ重量でたわんだ雰囲気を表現しました。
機銃も細くて、完成するまでに折ってしまい、結局シンチュウパイプで置きかえました。
塗装は、タミヤパテを溶いてを全面に塗りたくり、表面を荒らしました。その上に、MrカラーNo.42 マホガニーで下塗りし、No.135 ロシアングリーン1を吹いてます。
実は ロシアングリーン1を使ったのは初めてで、黄緑のような色気に驚きました。そのため、全体に強めにウエザリングをしましたが、完成してみると メリハリの利いた良い按配になったようです。
このキットのモールドには全く欠点なしで、ストレスなく 完成しました。
さすが、戦車モデルでは世界一のタミヤです。
写真で見ると、重戦車で重装甲とみるからに鈍重なガタイの割には、 76.2mm砲で砲身も細く、かなりにアンバランス。戦車としてはかわいすぎです。対ドイツ戦ではきっと苦戦したに違いないと思います。撃たれ強かったのかもしれませんが、打撃力不足で、1941年をなんとか乗り切ったにすぎず、やはり、本命スターリン戦車登場までの「つなぎ」だったのかもしれません。
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