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九十三式中間練習機 (アリイ 1/48)
by NOBUNAGA
飛行機プラモデル
作例は霞ヶ浦海軍航空隊所属機です。太平洋戦争末期断末魔の日本海軍には特攻に使える飛行機は払底していました。複葉の練習機を特攻に使うことなど誰が考えたのでしょうか。戦果など最初から期待してなかったでしょう。文字通り自殺攻撃ですね。ところが、昭和20年7月28日第三竜虎隊のうちの1機が最新鋭の駆逐艦「キャラハン」を撃沈しました。レーダーで捕捉してもあまりの低速度と羽布張りのために飛行機と鳥との区別が付けられなかったようです。250kg爆弾をくくり付けた飛行速度は150kmだったと言われてます。なお、第三竜虎隊の93中連の塗装、記号は資料がないため「赤とんぼ」の塗装としました。
アリイのキットは0.2ミリのピアノ線、0.5㎜の真鍮線が入っていますが張り線とするにはちょっと太いのでテグスを使いました。(株)文林堂「世界の傑作機」No.4493式中間練習機の写真をじっくり見ながら再現できるところは全て作ろうと取り組みました。雑なところもありますが1/32を超えたかな?
エンジン後ろの放熱スリットを開けました。羽布張りと金属部分の縫い目はプラペーパーに接着剤を塗り付けて溶かし
こよりのようにして再現しました。
主翼や水平尾翼のフラップは切り離して動きを出しました。垂直尾翼の胴体との接続部分を切り欠いています。
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