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 Z400FX(E2) (アオシマ 1/12)

by KOZY商店


1.はじめに

KOZY商店と申します。アオシマの1/12カワサキ Z400FXの製作になります。    
実車は旧車ファンにはお馴染みの単車、「男カワサキ」の空冷四発です。      
時代背景には当時の免許制度が深く関わっており、400㏄としては大柄な車格で大ヒットしました。プラモデル・キットではアオシマの1/12の他にユニオンモデルの1/15があります

2.作ります

パーツ構成です。キットは漫画作品「特攻の拓」タイアップ商品になります。ノーマルパーツと差し替えで集合管などの改造パーツが入っています。デカールはE2モデルのようです(Fig.2)。 はじめにキットパーツを切り出します。メッキパーツはキッチンブリーチに15分くらい漬けて剥離しました。  
塗る色ごとに、仕切り箱に整理するとパーツ紛失防止になるかも?知れません(Fig.3)。

Fig.2  パーツ構成


Fig.3  パーツ仕分け



各パーツをクリップ等で保持して色を塗ります。今回はE2のミッドナイトブルー(青+黒)を再現してみました。  
外装類は仕上げにウレタンクリアーを吹き、ナカナカ良さげだったので研ぎ出しはしませんでした(Fig.4)。  
組み立て工程に入ります。ここからがバイクプラモの楽しい時間帯です。  
まるでミニチュアのメカを組み上げていくような感覚です。これはハマります(Fig.5)。
Fig.4  パーツを塗り終えたところ
Fig.5  組み立て工程①


だんだんバイクらしくなってきました。先を急いでうっかり倒さないように注意します。  
「2輪車は走らないと倒れる」バイクの特性を学ぶ良い教材です(Fig.6)。  
このキットは何かおかしな?部分があるみたいで、リアフェンダーがフレームに干渉し、うまく収まりません。  
なのでフレームの桁(赤丸)をカットするとともに、フェンダーと接する部分(青丸)を半円形に削り幅を狭くしてみました。
大丈夫です。完成すれば見えっこありません(Fig.7)。
Fig.6  組み立て工程②
Fig.7  フレームの調整


サイドカバー⇒テールカウル⇒タンクとシートの順にエポキシ接着剤で取り付けます(Fig.8)。   ここは明確な位置決めガイドがされていないので、実車写真を参考にしました。  
最後に、ウインカーやステップ類を取り付ければ、めでたく完成となります。
 Fig.8  外装取り付け

3.出来ました

右側面


左側面


4.まとめ

完成したアオシマのZ400FX。カワサキ車らしいゴツいというか硬派なデザインがよく表現されたキットだと思います。  
古いキットのためか、やや不親切設計な部分もありますが、それを工夫しながら「攻略」していくのが味わい?ともいえます。
ややクセのあるところまでカワサキ車そっくりです。  
製作日数は10日くらい。ストレートで気軽に作り、市販ミニカー程度?の出来に落ち着きました。素人が個人で楽しむには十分でタイヤのドレッドパターンが回転方向に対し正しく付いているか自信ありませんが、たとえ逆でもそれはきっと「カスタム」です。
なんたってカワサキ車ですから。細かいツッコミされたら「カワサキ乗りは細かいことは気にしない」と切り返せばOKです(笑)。
では。


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Vol.88 2015 December.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

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