Home >ホーカー タイフーンⅠB (エアフィックス 1/72)

リニューアル エアフィックスを作ろう

  ホーカー タイフーンⅠB
(エアフィックス 1/72)

by 寿
飛行機プラモデルの製作




 ・思わず作ってしまいました、タイフーン。
 好きな機体ですしキット自体も出来が凄く良いのですが、どーにも塗装のバリエーションが少なくて今ひとつ手を伸ばし辛いものがありましたね。なんせ一度1/48で作ったことあったし。同じ機体の似たような色合いのヤツが並ぶというのも代わり映えがしないというか、何と言うか。
でもまあ、今回は極楽鳥仕様でいくので、まぁいいかなと。「止まっていても大回転状態」なペラも一度試してみたかったし。




 実は昨年の静岡ホビーショウで作例を見かけて以来、ずっと気になっていたんですよ、この手の表現。これってマンガとかでの制止絵のやり方ですよね。これならモーターライズに頼らなくても、「飛んでる」って感じが出せるかな~と。 プラペーパーも再販されて久しいし、ちょびっとチャレンジしてみましたって感じです。上手く回っているように見えてると良いのですけどねえ。どうでしょ?




 塗装はいつもの通り筆塗りとエアブラシの併用でだーっと塗って、がーっと仕上げてみました。ノーズアートはモデルカステンのスケールアヴィエーションピンナップガールシリーズから。
当然こんな機体は無いので、コードレターとシリアルはデタラメです。プラモだし、何だってアリですよね。




  まぁ、たまにはカリカリに資料を読み込んで、これでもかってなぐらいに作り込んだ機体も作ってみたい気もしますけど。


 

製作の詳細

(写真1)翼内機銃を再現して、開いた状態の点検パネルまでパーツ化されているという力の入り方。エアフィックスはやっぱ自国機を愛しておりますなぁ。タイヤも当然のように自重変形だし。

(写真2)


(写真3)まずは機体内部色から。一段濃い色で下塗り。見ての通り、脚庫とコクピットの床とラジェーター上部とが一対パーツという秀逸なパーツ割りです。しかもこれで合いがいい。流石です。

(写真4)今回のメインイベント。止まっていても大回転なプロペラ。プラペーパーを切り出して鉛筆で切れ込み予定部分を書いてみます。



(写真5)それと並行作業でパイロットも塗って機体を貼り合わせ。此所までくれば出来たも同然って気になってくる。

(写真6) タミヤのホワイトパテが尽きたので、ちょっと浮気してMrホワイトにしてみました。グンゼのパテは十年ぶり。乾燥が早いのはいいけど、油断するとチューブの中身まで固まってしまうという賞味期限の短いパテです。ま、これはガンガン作れっていうメーカーの挑戦状ですね。



(写真7) パテが乾くまでの間にペラに切れ込みを入れる。キチンと長さや間隔を合わせるよりも、まばらに切り刻んだ方が良かったかも。この辺りは次回への課題ですな。

(写真8) 下面を塗った後に上面へと移行。なんかこんな色調だとロシアか東欧の機体みたい。


(写真9) 一気に塗り上げてデカール貼ったら完成。うーん、割とイイ感じじゃない?このペラ(自画自賛)。

(写真10) ペラの裏は補強板が丸見え。この辺りも課題の一つですね。


(写真11) 何はともあれ完成です。例えタイフーンでも、やっぱ飛んでる姿の方がかっちょええね、って事で。

(写真12)



 Home>ホーカー タイフーンⅠB (エアフィックス 1/72)

Vol.89 2016 January   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」


プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE