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飛行機プラモデルの製作

Bf109E-4  (タミヤ TAMIYA 1/48)

by Mels57




 やや古めのキットではありますが、今まで作成してきたメッサー(1/48キット)では一番工作が楽なモデルでした。
プロポーション良好でボディ、主翼などの勘合が良くほぼ修正の必要がありません。表面モールドも良質で なにもしなくともちゃんとしたメッサーが基本組み立てのみで完成します。
E型の特徴ある機首のディティールも良く、このキットでオイルクーラ周りの構造が立体で確認できました。




 ただし、ここからはこだわりの世界にはなるのですが、胴体後半部の最終隔壁部付近の長さが若干短く(1/48で約1mm強)
気になりだすと修正したくなります。一般的には折角簡単な工作で出来るモノをわざわざ難易度をあげて作ることにはなります。
ちなみに私はすぐに切断延長工作してしまいました。(気になると納得したい性分で…)ぱっと見にはわからないかも。

本来はさっさと形にして塗装を楽しむべきキットではあります。




 なにしろ今までのキットがやたら手のかかるモノばかりだったので、今回は形になるのに2日間程度で出来たのは(!)です。
ここはじっくりと塗装に手間をかけていきます。
塗装ネタとしてはやや派手目のものを探して、Top Colors/Batlle of Britain Part2(kagero出版)から選択してみました。




 コクピット直前までおおきく黄色に塗られた機首は模型ばえすると思います。下塗りで全体をベースホワイト処理後 まずは機首と垂直尾翼を赤みのやや強いトーンで塗り込んでいきます。パーソナルエンブレムとモスキートのようなマークは色鉛筆で下地を直接書き込み、アクリルでトレースし定着させます。
(この辺はカウリング別体で作業は楽チンです)
マスキング後、胴体の塗装にはいります。塗り残しなのかオーバースプレーなのかこの側面パターンもテキトーマスキング&フリーハンドエアブラシでやっつけていきます。(オリジナル図よりもコントラストきつめになったかナ)




 前後しますがデカールをコピーしてその紙の裏面に速乾糊をぬってシール化して、マスキング型を作成します。
更にコードマーク類のふちどりは色鉛筆(水彩)で書き込み、定着させる為水性アクリルでなぞって行きました。
(⇒ちなみにこのTop Colors にはカルトグラフ社製の上質なデカール1/72,1/48,1/32がおまけについておりますが…)
全体に要所をアクセントつけて(墨入れ等)完成です。今回は根気負けしてしまい、胴体以外はデカール処理です。
(老眼で細かい処理が難儀で・・・)




 このクオリティーでG型のバリエーションを出してほしいです。最近のキットは海外の東欧系か中華系ばっかりですから。 H社のモデルもそろそろお役御免になっても良いのかも。(未だにバリエーション展開販売してますが)




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