カナダで撮影したハンドレページ・ハンプデンの写真を発掘しました。時期は前世紀末で、アナログカメラしか持っていない頃です。ネガは未発掘でプリントから起こしました。
ハンプデンの初飛行はスピットファイアと同じ1936年ですが、同い年生と思えない位、冴えない風貌です。でも平べったい機首に乗員を集中配置し、細長い胴体の端に小さな双垂直尾翼を立てたデザインは、「空飛ぶオタマジャクシ」
「空飛ぶフライパン」とあだ名されたのを自然に納得させます。そのユーモラスな外見からエアフィックスのキット共々お気に入りの方も多いかと。
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展示はラングレー空港に隣接する「カナダ航空博物館」で、バンクーバー郊外にあります。市内からはタクシーかレンタカーが適切ですが、ケチな私はスカイトレイン(モノレール)で最東端のキング・ジョージ5世駅まで行き、そこから道路(フレイザー・ハイウェイ)沿いに歩いて拝観しました。道路はほぼ直線なので、 迷うことなく良かったです。
展示のハンプデンⅠは、カナダで生産され、バンクーバー港に水没した機体 を引き上げた物だったと思います。(記憶不確かで済みません) |