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特集 複座練習機

(Photo) PWS-26

by  コルディッツ
博物館写真

 PWS-26は、第二次世界大戦前のポーランドで1935年に設計の複葉複座の練習機です。7.7mmヴィッカース機銃とガンカメラを装備し、二個の12kg爆弾を懸架可能です。発動機はスコダ-ライトJ5ホワールウィンド240馬力、最高速度200km/hとなっています。260機が生産され、対独戦時に少数が偵察と連絡に使われました。ポーランド敗戦後、ほとんどの機体はソビエトに捕獲されて練習機として使用されました。ドイツも30機程度捕獲し、テスト用に2機を残してルーマニアに売却しています。  クラコウのポーランド空軍博物館に展示されている機体は、ドイツが捕獲し、自国の航空博物館で展示していたものです。1943年に英空軍の空爆を避けてポーランドに疎開させたので、戦後にポーランドが取り戻すことの出来た唯一の残存機です。


PWS-26  81-123
 ポーランド空軍博物館(クラコウ)にて  2011年5月撮影 















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