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特集 複座練習機

T-45 ゴスホーク (イタレリ 1/72)

by  田口博通 Hiromichi Taguchi
飛行機プラモデルの製作




 昨年の11月号でウルフパックの1/72 T-2Cバックアイを完成させてから、T-45ゴスホークと並べたいと思っていました。
 
T-45ゴスホークはイギリスで開発された練習機BAe ホークを基にしてマクダネルダグラスが米海軍向けに変更を加えたT-2Cバックアイ、TA4スカイホークに置き替わる機体です。
日本の川崎T-4と同じコンセプトの先輩練習機といえばわかりやすいでしょうか。




 1/72 ホーク系のキットは古くはマッチボックスのBAe ホーク。イタレリからはT-45、フジミからはBAeホーク、レッドアローが発売されています。
 今回作ったイタレリのキットは かなり以前に購入したもので、キットには、部隊マークが付属していません。しかし 前脚がしっかりとタイダウンバーのついた空母搭載機の仕様になっているのが嬉しい点です。
 イタレリのキットはT-45の試作導入段階のものなので、量産機とは相違点が多々あるのでしょうが、そこは目を瞑って、バックアイと同じトレイナー塗装で並べることを目標にさくっと作ってみました。

箱絵



 このキット、イタレリらしく合いもよく、さらっと塗装まで進みました。塗装は米海軍ホワイトに全面を塗り、翼端をREDで塗り分けました。しかし、このままではメリハリがありません。 それで、塗装で埋まったスジ彫りはカッターナイフでまたスジを入れておき、水性ガンダムスミイレ筆ペンで軽くスミイレをしておきました。
 その後、付属のデカールを貼り、クリアを吹いて保護をして塗装は完了です。




 脚は複雑な形態で心配しましたが、部品点数が一脚2点と少ないので思ったより、簡単にできました。こういう鬼門の部分は、下手に部品分割が多いよりも簡単な方が助かりますよね。  上面と下面に大き目のブレードアンテナがありますので、破損防止のため、洋白板で作りなおして、埋め込んでおきました。これで安心です。




 T-45の下面は実機写真を見ると、常にクリーンでパイロンをつけた写真が見当たりません。
最近はNETで写真検索ができるので大変便利になりました。「T-45 GOSHAWK 」で写真検索すると、どんどん出てきます。
 T-45はこの形でも最高速度時速1014kmとのことで、着艦性能も良く、安定性もあり、複座練習機としては最高のようです。
 フジミもありますので、また機会を見て作ってみたいと思っています。





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