パーツの改善が終われば、あとは組めばよい。コックピットは椅子だけなので、胴体左右をすぐに接着。その後で機内色をテキト~に塗る。主翼は1枚モノだから、右翼・左翼の2パーツのみ。ヒケはないし、楕円翼の形状もいい感じ。スピットファイアは実機が薄翼なので、1枚モノでも気にならない。上反角は7°と図示してあり、胴体につけてみるとそのくらいの角度になる。そうはいっても多少の隙間ができたので、ガイドの板を切断して面を整形する。これで接着する。その時に後縁側は上面位置で合せる。固着してから下面を削り上げる際に一緒に削れば、きれいな形に整形できる。前縁も同じで、これも後から下面側を整形するとつながりがきれいに見える。 |
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水平尾翼は左翼が前に出てしまうので、付け根をすこし切りとって調整した。大体OKくらいで真剣に調整しない。そこまで興味をもってこの完成品をみる人などいない、と分っているから。プロペラとスピンナーは接着する工夫がなく、「ご自分でなんとかしてください」的にしてあるところが、この時代風。私はプロペラを回転可能にする趣味はないので、プロペラパーツの中心を貫くプラ棒を通し、その先端にスピンナーを接着し、軸の適切な位置にプロペラを固定、これを機首の穴に差し込んで接着する方法とした。主脚は接着する軸に対して受けの穴が2倍くらい大きく、とてもじゃないが、このまま接着できない。ここでも30秒ほど長考、軸にプラパイプを通して太くする方法で切りぬけた。小学生のワタシだったら・・・どうしたんだろう? |