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リニューアル エアフィックスを作ろう

  MIG15 ソビエト連邦空軍/ハンガリー空軍 
(エアフィックス 1/72)

by 寿
飛行機プラモデルの製作




 またやってしまいました、一粒で二度美味しいヒコーキ第二弾。右側がソ連空軍、左がハンガリー空軍仕様のミグ15です。なんてカラフル、なんてお目出度い。 個人的には一回の制作で二機分の塗装とデカールが楽しめる画期的製作法だと思っているのですが、真っ当なモデラーの方々からは拒否られたり敬遠されたりするかもですね。 しか~し、クルマ趣味(実車)のヒトだってタイヤのホイールを前後でデザイン違うの履いてたりするじゃないですか。アレと同じですよ。前後で違っててもおっけーなら、左右で違っててもイイはず。イタリアのマッキ200シリーズだって左右で翼の長さが違うんだし!




 エアフィックスのミグ15はコレで二機目。前回は着陸姿勢だったので今回は極楽鳥仕様です。以前バンパイアT.11でやったように磁石で飾り台とドッキングさせてます。ちょっとしたマイブームですな。 磁石でくっつく所にはドコでも付くってーのは単純で幼稚ですが、思いの他にオモロイですよ。え、そんなことどーでもいい?




 新生エアフィックスの白眉な箇所の一つは、脚庫扉のパーツがキチンと格納状態のものも用意されている所ですね。これはミグ15だけに限った事では無くて、新設計のブツは大抵この仕様なのがステキ。別売りスタンド用の隠し穴も織り込み済みだったりそつがありません。 最近のハセガワ様も極楽鳥仕様に前向きで、パイロットやら専用の脚庫扉やらスタンドやらを同梱してたりで実に頼もしい。いやー、イイ時代になったもんだ。




 ちなみに今回の飾り台は100円均一で買った写真立て。これにモスクワ(1930年ごろ)とドナウ川の写ってるハンガリーの航空写真をドッキングさせて背景にしてます。 年代や高度がちぐはぐですが、その辺は勘弁してください。




飛び出る絵本よろしく「飛び出る写真立て!」みたくしたかったのですが、どんなもんでしょうかね。 CGが世間に浸透した昨今では珍しくも何ともない表現かもしれませんけれども。


 

製作の詳細

(写真1) いつものようにまずはコクピットから。二つ並んでいるのは実は、以前作った北朝鮮仕様と同時進行させていたからですね。


(写真2) 脚が無いのであっちゅう間にヒコーキの形に。極楽鳥仕様は制作が早くてストレス無いです。取り敢えずハンガリー仕様の下面色を塗っとく。




(写真3)ハンガリー部分(なんじゃそら)を先に仕上げます。迷彩ですが基本色用の下地を筆でばーっと塗っていきます。

(写真4)エアブラシで筆目をぼかした後に、マスキングしてシルバー部分の下地にセミグロスブラックを吹く。



(写真5)定番中の定番、GSIクレオスの8番をぷーっと吹いた後にマスキングを剥がせばこのたうり。

(写真6)デカールを貼ってハンガリー塗装のみセミグロスクリアーを吹けば完成。いやー、痺れるくらいに素早くできてちょびっと感動。



(写真7) 裏面も表ほどじゃないけど奇妙なチグハグ感がありますな。磁石が丸見えだけど気にしない。どーせ飾り台に付けたら見えないし。

(写真8) ハスに構えた構図で写真立てにくっつけてみる。指示棒は真正面からのみ見えないようにしてます。ディオラマ(もしくはダイオラマ)に手慣れた方に言わせれば、こういう枠に閉じ込められた展示では世界観に拡がりが出なくて駄目、ってことらしいです。個人的には悪くないと思うんだけどなぁ。そもそもわたし寿が目指したのは「リアル飛び出る写真立て」なんだし。


(写真9) モスクワ(1930頃):ハンガリー:ネットで拾った写真をニコイチして貼り付け。ちと画像が荒いけどそこは気にしちゃ駄目。



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