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特集 ハセガワのプラモデル

零戦22型、52型 ( ハセガワ 1/72)

by  田口博通 Hiromichi Taguchi



 ハセガワ1/72 2代目の零戦 22型と、52型。定番D帯だが、あまりにポピュラーすぎてか、模型店の棚であまり見かけないのが不思議。現在は22型は32型とコンバーチブルでD26として発売されていて、結局、アマゾンで購入した。   旧版に比べると、カウリングが良くなっており、フォルムも秀逸で 発売当時は、これで やっとゼロ戦らしい72キットが出たと喜んだものだ。

22型



 胴体の白矢印がかっこいい瑞鶴所属機で、褪色が進んだ塗装としたかったので、タンを混ぜた濃緑色をまだら気味に吹いた。
 翼長が21型と同じく長く、零戦の中でもっともかっこいいと感じる。瑞鶴所属機は22型前期型との説を採用して、胴体は32型と共通でラダーは固定タブ、翼長を戻した主翼のエルロンは可動バランスタブ機としてみた。
 全体の組み立ても合いも良くて簡単だったが、難儀したのは3枚に分かれたプロペラと 主脚の付けね接着部が弱くて角度が決まりづらかったこと。196機はアンテナ柱は切ってあったとのことで、風防のアンテナ柱孔も閉じた。





52型 




 零戦52型といえば、各社各スケールでこれまでに何機作ったことだろうか。塗装も下面明灰白色、上面濃緑色でバリエーションもないのだが、年に1度は作りたくなるのは もはや病気?
在庫から一箱取り出して、キットデカールの有名な 3-104 岩本徹三機にした。
 新版はカウリングも短くなっていて、フォルムがかっちりと決まり、気持ちが良いが、デカールの文字が既に黄ばんでいたのが残念だった。
 岩本機には個人的な思い入れがあり、以前に1/48 で21型 3-102、52型 3-104 と共に、52型極初期型(22型甲の胴体、カウリングに52型主翼を組み合わせた機体で、実戦評価機として18年夏ラバウルに配属された機体)は当然 評価のため、岩本飛曹長が搭乗したはずと3-103 と推定して作ったことがある。
1/72でも 岩本飛曹長搭乗機を揃えてみたいのが現在の宿願で 残りは52型極初期型を作るのみ。




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