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飛行機プラモデルの製作

 隼1型 (フジミ 1/72)

  by 加藤 寛之




 購入してから2・3年だと思いますが、キットは終戦50年記念の1995年製品です。 20年以上、経過しています。それでは作ってみましょう。




 まず主翼から始めます。下面は左右一体、それに左右の上面という、ごく普通の分割です。落下タンクの取付け穴をあけ、かるく接着面をならして接着します。前縁の脚収納庫部分の肉が薄いので、特にここを丁寧に接着します。前からタイヤ収納部分を見ると、厚みが足りなくて、これではタイヤを収めると見えてしまいます。でもこれは、まあOKです。 前縁にある着陸灯は、1型には不要です。透明部品を接着してから、隙間をパテで整形しておきました。そうは言っても、主翼断面は良好で、翼端もカッコいい。ちゃんとねじり下げも付いています。いい感じです。 




 次に胴体。床板は主翼上面を模した形で、いい感じ。座席と操縦悍、計器盤といった基本的パーツだけなので、お手軽です。これとエンジンを組み込んで、胴体接着。エンジンを充分に胴体へ接着することに注意する以外に、特に問題もありません。カウリング前端も接着、これで充分に乾燥させて、接着部分を削りあわせればOKです。そのあとで、機首機銃の膨らみを接着します。
主翼と胴体を組み合わせると、ピッタリすぎて上反角が弱くなります。そこで胴体パーツのフィレット部分の接着面を、カッターの刃を立てて、数回、削りました。これで上反角不足を改善します。さらに接着時には、主翼両端を結ぶようにマスキングテープを張って固定します。水平尾翼は取付けの補助板を切り落として、面を整えて接着しました。




 風防はイケません。どこに接着するのかハッキリせず、特に後端が胴体を合わないことが難点。ここは固定部分と可動部分をノコで切り離して開放位置にしてごまかしました。照準器は風防に逆U字型の穴を開けて、そこを通しました。キット指示は、照準器の前半分を風防に接着するようにとなっています。それよりはマシでしょう。
 主脚周りでは、タイヤに接地面の平らな部分を造っていることが特徴です。これは主翼に脚柱を接着して固着した後に、タイヤを姿勢に合わせて接着するのが簡単です。組んでみると、脚柱カバーが主翼下面と離れすぎているためか、脚柱がデコボコしていて細く見えるためか、私にはどこか落ち着かなく見えます。気のせいでしょうか、ね。




 塗装はキット指定に沿いながら、部分的に自分の好みで変更しています。上面はGSIクレオスMr.カラーの№16濃緑色、下面は銀です。主翼前縁のオレンジ色は塗るのをやめました。問題はデカールで、さすがに20年を超えたためか、貼って水分や空気分を抜こうとして抑えると、パリっと割れてしまいます。 垂直尾翼のきれいな雷光マークは右面が崩壊寸前でしたが、なんとか落ち着かせました。デカールで難儀の後、乾いてから、割れた部分に着色しました。ちょっと修理後が目立ちますが、これは・・・まあ、いいでしょう。
 さて、これで完成です。どこから見ても隼です。


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