実はこのPMモデル1/72 Ta183は2015年5月号のドイツ試作ジェット機に合わせ、フーマモデルTa283 と並べたいと思って完成させていたもの。
しかし、同号のTOSHIさんによる素晴らしい同機の作品.と重なってしまい、 一時 ほとぼりが冷めるまで保留とさせていただいた。
今回の特集で、やっと発表のが機会が巡ってきて、完成モデルも喜んでいるだろう。
このPMモデルのTa183は、いかにもの簡易成型でボーとしたモールドで、細部にはこだわらずのスタイルモデルという出来。
今回は、Fw283と並べることを念頭に全く手をいれずにキットの味を活かす方向で作っている。
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本機Ta183はジェットエンジンを作動させ、音速突破を狙った計画戦闘機だった。
機首にはMk103機関砲を4門搭載し もし実用化されれば バッタバッタとB17を撃ち落とし、暴れまわり、ヨーロッパの空を制覇したことだろう。 主翼は強い後退角が付いた直線翼で 胴体も短く、これはMIG-15の原型?」なんてことを想像させる。
Ta183のスタイルは 長い垂直尾翼と ヒレのような水平尾翼に特徴があり、かっこいいというよりも、これはスズメか?金魚か?というイメージで、まさしく 「試作機、計画機、変な形」にぴったりだと思う。
もちろん、計画機ゆえのスタイリングで実機は完成していない。 |