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ミグ MIG

   MiG-21SM (ソリッドモデル1/32)

by 安土潤吉

 木製の機体にアルミを張ったソリッドモデルです。




 アルミ材は主として0.3mm厚の板材を使用し、曲率の大きい胴体部分は焼きなましで柔らかくしたアルミを機体に馴染むよう成形してから張っています。主翼など平面に近い部分は焼きなまししないアルミを使用しています。
接着剤は瞬間接着剤をいくつか試しましたが、「クイックボンドS金属用」が具合良いようです。アルミ張り後は、ペーパー掛けで表面の微小な段差や凸凹をならし、スポンジヤスリとラプロスでパネルごとに調子を変えて磨いています。




 仕上げはアルミ用コンパウンドで磨いた後、メタルプライマーを吹いています。当初はその上にクリアも吹く予定でしたが、アルミの光沢がちょうど良い塩梅になったため、クリア吹きは中止しました。
この作品は静岡ホビーショーや航空ジャーナリスト協会の展示会にも出品しましたが、アルミの光沢具合については「本物っぽい」とのお言葉を頂きました。 




 機首のインテイクのリップは、アルミパイプをヤスリでテーパー加工してからリング状に切り出して作成。また胴体下面のガンパックや各所の突起物、パイロン等は、アルミ角材から削り出しです。 垂直尾翼上端のダークグリーンのパーツ(アンテナ収納部?)はプラ板のヒートプレス、機首のマッハコーンは木製です。




ピトー管やデカールはMiG-21用のMasterやBegemot他のディテールアップパーツを使用しました。 ミサイルもプラモデル用ディテールアップパーツを探しましたが、AA-2アトールが入手できず形がそっくりなEduard のAIM-9サイドワインダーで代用しています。




なお製作途中の画像が東京ソリッドモデルクラブのホームページ(過去の例会の画像)で見ることができますのでご参照ください。http://www.ne.jp/asahi/tsmc/net/





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