制作に当たり、いろいろ資料を見たり、過去の模型誌の作例などを参考にして制作方針を決定します。ワタクシがタミヤM48を作る時の改造点は以下の通りでした。
①車体の4カ所にある切れ込みをプラバンで塞ぐ。
②車高が若干高いのでトーションバーの接続ピンを切り飛ばし2mm車高を下げる。それに伴い履帯を2コマ分カットする。
③車体前部の形状は、実車としては無いことは無いが極少数の形状なので、パテで整形する。
④砲塔の高さが若干低めに思えるので1.2mmのプラバンでかさ上げする。
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⑤砲塔及び車体鋳造面の表現を再現する。この場合若干オーバー表現の方が模型映えすると思います。
⑥防楯カバー部分、特に側面が可動表現優先の為省略されているので、この部分をパテで整形すると共に防楯カバーと車体取り付け部分をプラペーパーと別売リベットで再現する。
⑦ライトカバーなどをデザインナイフで削り込む。
以上の部分を中心に作業を進めます。書き出すと非常に手間がかかるように思えますが、基本作業の積み重ねですので、始めると意外とスムーズに進むものです。 |