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特集 今はなきメーカー マッチボックス

BUFFALO (MATCHBOX1/72)

by GRIFFON




MATCHBOXとしては、まあ出来の良い方です。

コックピットに多少、手をいれ
モータを追加 何とか、脚を引き込み式にして
【1/72 飛行機を飛行姿勢と着陸姿勢で作ろう】第8弾です。

これでBUFFALOのストックは完食です。




【MATCHBOX】
運河堀りのパネルラインや多色成形を批判する
向きもありますが、これは的外れな事で

子供が組立てた時に色を塗らなくても、ある程度の満足が得られ
次のキットに、つながる為の入念なマーケットリサーチに基いたものです。

太い筋彫りと省略は金型のコストダウンもありますが
子供の厚塗りを考慮した為もあります。

製品はバラツキがありますが、出来の良い物はソコソコ観賞に耐え
ME109E,FW190Aは1970年代においてはハセガワより
良いプロポーションでした。

マニアックな機種選定もFROGに一脈通じる所があり
他社とバッティングしない物を選ぶ事により
真っ向勝負を避けたとも言えます。




キットの真価は、まずプロポーションにあると
思うのですが、オモチャっぽい構成の為
キット評の評価は低いです。

逆に精度は良いのにプロポーションが悪い
旧ハセガワのME109,FW190,P-40に高評価が
付けられていました。

日本のモデルライターの殆どは、そんな程度です。
どこに目付けてるんですかね
あるいはメーカーに遠慮してるのか・・




MATCHBOXが(一部を除き)オモチャでない証拠は
・機種選定がマニアック
・部品精度が高く、はめ合わせが良い

よくもまあHEYFORDとか出したものです。
他にも変った物も多く、ありがたい事でした。

細部の不備は手を加えてあげればよいのであって
作り込めば、それなりの物になります。

残念ながら多色成形でも子供を引きつける事はできず
一部のマニアにしか受け入れられず消えてしまいました。





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