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特集 SFキャラクター

温故知新シリーズ第36弾 

 鉄人28号(VOLKS)

  by ヒサマロ

 どうもヒサマロです。今月の特集SFキャラクターに合わせて今回の温故知新シリーズはVOLKSの鉄人28号を製作してみました。鉄人はご存知のように横山光輝氏の作品で、後のマジンガーゼット等の巨大ロボットもののルーツにあたるものでその後何度もリメイクされました。 私も小学校に上がるときに祖母に月刊誌「少年」を買ってもらったことがきっかけで鉄人と鉄腕アトムにはまりました。テレビでも実写版が放映されていました。特に鉄人はよくチラシの裏に模写していたりしたので今でも何も見なくとも描くことが出来ます。



 小学生のころはイマイのキャラクタープラモにずいぶんお世話になりました。
VOLKSのキットはうろ覚えですが90年代に発売されたような気がします。セイム(正夢)シリーズ第1弾としてそれまでガレージキットで発売されていたことが多かった鉄人をインジェクションで発売してくれました。成形色はブルー、グレー、クリアーの3種類があったようです。パーツ総数は28個となっております。



 それでは組み立ててゆきましょう。まずは腕の組み立てからです。片腕で8個のパーツ構成になっていますが、腕輪の4つの装飾部品(?)は塗装終了後に接着することにします。組立自体はいたってシンプルなんですが、接合部の合わせ目をきっちりと整形しておく必要があります。次に足の組み立てですがここも単純に前後の部品を接着するだけです。同じく合わせ目を整形して下さい。 背中のロケットは底面の部品含んで3パーツとなっています。最後にこれらを胴体パーツに組み込みます。腕と脚は可動出来る様になっていますので、接着剤が回りこまないように私はオロナインを可動部につけておきました。接合してみると肩の部分に隙間が出来たのでパテ埋めして整形しました。接合部も丁寧にペーパーがけしておきます。



 基本これで完成になるので塗装に入ります。いつものように筆塗りで仕上げました。全体をまずブルーエンジェルスのブルーで塗ってみました。その後腹部のベルトや足の先端はインシグニアレッドを下塗りなしにそのまま塗りました。 ロケットのベルト部分は金色、目は黄色、ロケット本体と肩部分は黒、腕と足の関節部分はアイアン、腕輪の装飾品はシルバーで仕上げました。



 塗装終了後にロケット本体を胴体に接着するのですが、穴が狭いのでロケット取り付け部をやすって口径がピタッとはまるようにしてやります。 最後に腕輪の装飾品取り付けてこれにて完成です。



 ちょっとデフォルメがきいていますが結構いい雰囲気が出ていると思います。久しぶりに童心に帰って作ることができました。 30年前に作ったガレージキットのブラックオックスと記念撮影してみました。今回このキットを作る機会を与えていただいた編集部に感謝致します。では、また。


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プラモデル模型製作特集2

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