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特集 東欧&ロシアメーカー

MIG15UTI (エデユアルド 1/72)

  by 田口博通 Hiromichi taguchi




 プラッツから発売されたエデュアルドの日本版で、世界初の有人宇宙飛行士ガガーリンが墜死した赤の18番としています。
 最近、墜死の真相が、旧ソ連の宇宙飛行士でガガーリン事故調査委員会の一員でもあったアレクセイ・レオーノフ氏により暴露され、世界を驚かせました。同空域をガガーリンをうらむパイロットが操縦するSu-15(大韓航空機撃墜で有名な大型戦闘機)が無許可飛行し、接近のあおりでコントロールを失い墜死したとのこと。数m前方から噴射の一撃をかまされたのか、それとも後方からの裏切りの銃弾だったのか、まるでサスペンス映画ネタです。




 プラッツ版はカルトグラフ製デカールと金属製オモリを追加し、日本語説明書とカラー塗装図が付属しており、作り易くなりました。
MiG-15は機首が短く前脚式なので、機首にオモリを入れる余地が無くシリモチをつきやすいのですが、隙間形状に合わせた金属製オモリが2個付属していて大助かりです。





 MiG-15は機首にエアインテークがあり、コクピット左右のエアダクトを通って、エンジンに吸気が供給される構造になっています。 それが再現されたコクピットは、実機運用の経験を持つチェコのプラモデルメーカーならではのさすがの構成です。




 塗装は筆塗でガイアカラーのブライトシルバーを塗っています。合いも良いので、あっというまに完成し、久しぶりに楽しい製作時間でした。こういう気楽に作る楽しさは、長い間待ち望んでいたものでした。エデユアルドは1/72のヨーロッパ機では構成のコンセプトでも、日本のメーカーを抜いているのではないでしょうか。
1950年代のジェット機とはいえ、かっこいいです。





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