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(Photo) F-100 in Istanbul

by  コルディッツ
博物館実機写真

 第二次世界大戦後にアメリカが西側諸国に供与した戦闘機の中で、F-100は少数派になります。国の数もトルコ、フランス、デンマーク、中華民国(台湾)と4カ国しかありません。このうちフランスの機体は核攻撃任務のため西ドイツ に配備されたものです。デンマークはバルト海を挟んで東側と接しているので、 F-100は最前線に配備された攻撃機として役割が重視されたのでしょうか。
 このうちトルコはF-100がお気に入りだったようで、1958年から爆撃能力を向上させたD型、本格的な戦闘爆撃機のD型、複座練習機のF型の運用を始め、その後もアメリカやデンマークを退役した機体の譲与を受け、同機を展示するイスタンブール航空博物館の表示には、1988年まで運用とありました。


 North American F-100C Super Sabre 54-2009/3-089
 イスタンブール航空博物館にて      2019年3月撮影
 当機はコンヤの第131飛行隊に配属され、1974年のキプロス紛争に参加
した機体との事です。国籍マークは赤のスクエアから赤-白-赤のラウンデル
に変化しています。意外にF-100は円ーしかも小柄なーが似合いますね。
星よりもフィットしていると思います。








 爆弾ラックの前部にも上面迷彩色が廻っているのは勉強になりました。







North American F-100D Super Sabre 54-2245/FW-245
 この機体もキプロス紛争で活躍したとありました。
 











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