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アメリカ海軍A-7Eコルセア(ハセガワ 1/48)

by 愛知県在住 作者 清水 栄治



キットについて
 ハセガワ社1/48(2007年製,当初1987年の再販)限定版キットでデカールにカルトグラフ製が付属していて現在では入手困難なキットです。 1987年ころにはファントムをはじめアメリカ海軍の戦闘機がどんどん発売されていました。わたしも“はやり”に乗って随分たくさん買わされました。たんすの肥やしとなっているのが現状です。



 キットはハセガワスタンダードでリベット、パネルラインは凹タイプでコルセアの特徴を良くとらえたキットになっています。細かな部品点数が非常に多くて、ここまでやるか?と思わせるような分割方法が気になるところです。 キットにはおまけとして燃料増槽タンク、ミサイル等が付属しています。キャノピーは非常に良くできていて透明度も良好です。デカールは外国製の上級品で抜群の出来です。



製作について

 今回ついに完成しましたが1年ほど前に一旦制作を始めましたが、ある理由で途中休憩を取りました。部屋の片隅に埃まみれで放置してあって気にはなっていましたが前作のハインケルを作った後何を作ろうかと悩んでいて又真夏の製作とあって短期間にできるものはないかと思いをはせていたのがコルセアにたどり着きました。機体の組み立ては完了し塗装もほぼ完了していました。今回の製作にあたりキット、パーツをすべて中世洗剤できれいに洗浄しなおしました。乾燥後タミヤエナメルでパネルラインの墨入れを行い、その後デカールを貼りました。



 塗料は全てクレオスラッカーの艶有で塗装しました。デカール乾燥後ガイアラッカーの艶有クリアー(2~3%つや消し添加)で仕上げ塗装を行いました。100%艶有では光沢が強すぎのであえて軽く艶を消しました。



 足回りや点検パネルのパーツはよく再現されていますが小さなパーツが多く又塗装時の塗り分けも多く大変注意を必要とする作業になりました。ここではピンセットをフル活用しましたがやはりどこかへ飛び去ってしまいました。燃料や爆弾吊装置でも極小のパーツが多くここもおまけパーツがほしいところです。さすがにデカールは上級品で隠ぺい力、発色など抜群に良く安心して貼ることができました。又ノリのはみだし部が非常に少なく手抜きなく文字を再現できているところはさすが”世界のカルトグラフ”だなと思いました。 



全体をとおして
 真夏のクーラーのない部屋で扇風機の温かい風を受けてよくやったなと思いました。一つだけよかったことは塗装が非常に楽であったことで、乾燥が非常に早くエナメル、ラッカーがけんかをする時間がなかったように思いました。 久々に現代の飛行機を作りましたがいわゆるハイビシで懐かしさを思わせるような時間を過ごしました。ピカピカの派手な塗装の戦闘は強そうで重量感を感じて作りごたえがあります。又機会を見つけてハイビジを作ってみようと思いました。




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