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> アメリカ海軍 艦上攻撃機 LTVコルセアⅡ(ハセガワ 1/48)> 特集 攻撃機>2019年11月号
アメリカ海軍 艦上攻撃機
LTVコルセアⅡ(ハセガワ 1/48)
by小川登至也
攻撃機特集ということで、作りたかったキットはいっぱいあるんですが、そのなかでこのキットを選んだのは、箱が大きいので我が家のスペースが開くだろうと思った、というのもありますが、かなりの有名機にも関わらずいままで組み立てたことがなかったからというのが大きな理由です。
ということで、今回組み立てたのはハセガワ1/48 LTVコルセアⅡです。
しかし!
前号で、愛知県ご在住の清水さんが、A-7Eの猛烈に素晴らしい作例を投稿されているのを拝見!!
「うっひょ~!かっこいいい!!カラーリングもハデハデの海軍らしいし、塗分けも美しい!しかもスポイラーが展開してるし。そんなパーツ、キットにあったっけ?、JSOWみたいなのも搭載してるし。
うーん、まずいなあ、俺が同じキット作ったって、清水さんの劣化版しかできないよ、どうしよう・・・、こりゃ技術と根性が違いすぎるよ・・・」
しかしもうだいぶ組み立てが進んでしまっていて後には引けなくなっており、まあ同じキットの良い例と悪い例が並ぶのもまた一興だろう、と開き直ったのがこの投稿です。
ハセガワのキットは飛行機ファンにとっては組み立てていて安心する、というか、ホームグラウンドのように感じます。このコルセアⅡのキットも初めて組み立てたけどあまり違和感なく組み立てられて、それが信頼のブランドとして認知されているんだろうなと改めて思いました。
そんななかでも小生の腕の悪さのなせる業か、二か所ほどてこずりました。
一つは、高翼配置のパーツの胴体部分と、左右分割の胴体パーツとの断面が合わないことで、主翼の胴体接合部のほうが、左右胴体パーツより幅が広くなってしまったのです。
これは主翼側を無理やり削り倒し胴体側と何とか面一になる様にしました。
二つ目は、胴体下面のエアブレーキは、降着姿勢だと展開できないことです。
まあこれは、大きくて長いエアブレーキのパーツと着陸脚の長さを見比べればすぐわかることなんですが、ハセガワのキットを信頼し切っていた小生、組めば何とかなるだろうと思って展開状態で組んでみて初めてそれが無理なことに気づきました。
このエアブレーキを展開させたければ飛行姿勢で組み立てるしかないですね。この投稿ではむりやり押し込んでしまいました。
とはいうものの、30年以上前のキットでも全体的に合いもよく、バリはあるものの、それを落としてしまえばパーツもかっちりとしていて、やはり実機の雰囲気が良く出ているキットだと思いました。
最後に、いつも楽しく拝見しております。
今回の攻撃機特集は結構投稿が集まるんじゃないかと、読者として期待してしまいますね。
A3、A4、A5、A6もぜひ拝見したいですね。
それにしても攻撃機の定義は意外とあいまいで、二次大戦のときはアメリカでも日本でも陸軍と海軍で爆撃機との定義が逆だったり、F111やF117は、どう考えてもFじゃなくてAだろうと思ったりもします。
これからも貴紙が盛り上がることを切に願っております。
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