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特集 日本大戦機

KI-46 DINA (LS 1/72)

  by GRIFFON



偵察専用という贅沢な機体ですが 戦闘機、特に双発戦の速度が遅くて偵察に使えなかった為とも言えます。



土井武夫氏の話に KI-45屠竜がKI-46より遅い事を軍が冷やかした件があります。
程度の低い発言ではありますが、その後のKI-45の運用実績を見るとある意味、核心をついていたとも言えます。

性能不足で苦しむKI-45にKI-46 III型で出来たエンジン換装をなぜしなかったのでしょうか
ついには III型が迎撃に駆り出される始末でした。



LS最後の1/72 KITです。KI-46 全形式を出すという豪華なものでした。
カウリングとプロペラが全形式同じというのが残念ですが ハセガワに遅れをとっていたLSとしては精一杯のリリースだったのでしょう。



III型のカウリングは自作し、プロペラは幅を修正
コックピットに多少、手を入れパイロットはハセガワのコピー

全体形は良いのですが小物の出来が良くないのは
資金がかけられなかったのでしょう。
その後1/72から撤退、ついには廃業してしまうのですが
歴史のIFとしてLSが生き残る道は無かったのでしょうか

コストをかけられず、小物を省略したFUJIMIの彗星と
同程度の出来なので、シリーズを続けて行くことは出来たでしょう。



1/75彗星の出来の悪い焼き直しや93中練が、つまずきの始まりだったのでしょうか。
経営判断の過ちというものでしょうか

もし、 1/144でなく1/72 で烈風、天山、流星を出していたならば
FUJIMIより先に新LS彗星が出ていたのかもしれません。

古いモデラーとしては発売予告の出ていた LS 95戦を、ぜひ見たかったものです。


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