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特集 蛇の目

イギリス空軍 戦闘機
ホーカー ハリケーン MK.ⅠA2(ハセガワ1/48)
Hawker Hurricane MK.ⅠA2(Hasegawa 1/48)

  by nananiya72

 本家正統派の 蛇の目 バトル オブ ブリテン のもう一方の雄 ホーカー・ハリケーンであります。



鋼管 羽布張りのMk. Iの主翼を金属製に変更し、プロペラ・スピナーの延長、プロペラの3翅化といった後期型のハリケーン Mk. IA 2シリーズ2 と呼ばれるタイプのものです。





当時のイギリスのインフラでは、スピットファイヤーよりも、増産に最適で、バトル オブ ブリテンでは、配備機数がスピットファイヤーを上回っていたそうです。
被弾しても、弾丸が突き抜けて孔があくだけで墜落まではいかないケースもあったらしく、墜落時も軽量だったために、速度がゆっくりで脱出が容易だったとのエピソードもあるそうです。





もともとスピットファイアーよりも、夜間飛行、夜間着陸時の安全性が高いことから、夜間来襲する爆撃機に対して、総撃墜数の8割ほどのスコアをハリケーンが記録しているとも言われています。
さらに、マーリンエンジンに換装されたMK.Ⅱ以降では昼間の対戦闘機戦闘でも、優位にバトル オブ ブリテンを戦い抜きました。





その後も英国の各地の戦線、各国に供与されたハリケーンもそれぞれの地で活躍しています。
とかく、スピットファイヤーの陰に隠れているような扱いのホーカーハリケーンですが、あらためてチェックすると機銃の増設、爆装、空母運用、船団護衛の使い捨て、陸上戦力の支援とあらゆる任務に充当され、1944年まで生産が続けられました。



 キットは、合いもよく、てこずるところはありません。 それよりもなによりもデカールがなんとも素晴らしく、これがあのハセガワの付属デカールですか??と思わず二度見したくらいの逸品でした・・・・・
なんでこの品質が続かんの??? やればできるじゃないか。
半艶をかけると、全くデカールとはわかりません。。サークルの仲間に「塗装??」言われたくらいの出来でした。

とかく、辛口の評点がつくハセガワは、このハリケーンも後胴のカタチがどうこう言われますが、気持ちよく完成するこのキットには「よくできました」シールをあげます。


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