エンジンは前列の前半分だけで、これを円盤に接着して組み込む。写真で見るかぎり実機の見え方もこんなだから、「前だけでいいんだよ」という考えだ。エンジンカウリングは左右2分割で新製品時点でも接合に難アリだったようだが、金型の老朽化でさらに崩れている。そういう時は整形すればいい。接着後に削り、僅かなパテで均した。
プロペラは、なかなかいい形をしている。先端の黄色塗装のスジやメーカーのマークが窪んでいるといった“あれ?”もあるが、全体の形がいいので許す。先端のスジは軽く削ると消えるし、マークの窪みは埋めなくても上からデカールを貼ると気にならない。
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主脚は、後ろにある支柱の組み付けを図示してある。私は補強を兼ねる目的で少々位置を変え、支柱を主翼下面にも接着した。外側から接着するホイールは、周囲の細いワクに型崩れがあったので、修復でなく削り落としてごまかした。
風防は、新製品時点でも胴体と隙間があったようだ。現時点では傷やフチの型崩れもある。とりあえず整形し、隙間は水性ボンドを流して埋めた。隙間に膜を貼って塗ってしまえば、ちゃんと埋まっていなくても気にならない。 |