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特集　多発機

NASA　Boeing７４７＆Space Shuttle
アメリカ航空宇宙局　スペースシャトル計画
ジャンボ＆スペースシャトル　デスカバリィ号
　　　　　　　　　　　　　　　　(レベル　1/144)
　 by　nananiya72



　スペースシャトル計画の一部である、シャトル輸送用のボーイング747ジャンボジェットと輸送中のデスカバリィ号であります。1/144のプラモデルとはいいながら、2個合体で、重ねたカタチだとなおさらボリュームがあります。



　元々のキットはジャンボがアメリカン航空塗装、シャトルがエンタープライズなのですが、それぞれデカールが死んでいたので、ジャンボはドロウデカール、シャトルの分はまたまたNMKI師匠のお世話になっております。
ジャンボの方は変形していて、半年ぐらい、テープぐるぐる巻きで補正をしたつもりでしたが、それほどの効果がなく、力技で行こうとすると、ちょっとフチが脆くなっていて、ピキピキとヒビが入る有様・・・・・危ないので最初の仕事は補強です、内側に0.5ｍｍのプラ板の短冊をペタペタ貼り付けておきました。



さらに、胴体にのこぎりを入れ、出来たスリットにプラ板を差し込み、接着剤で固定するとけっこうな補強になります（なっているはずｗｗ）。
画像は別のキットの工作例です。。。



　窓はデカールについていますので、パテで潰しますが、あとでデカールを貼るときにアタリがなくて困ることになりました。（笑）　なにか印をつけておくべきでした。
キットが古いせいか、モールドがボコボコしているので、表面をガシガシとやすり、平滑にし、スジ彫をやり直ししました。



垂直尾翼が分厚いようなので、加工してそこそこ薄くしましたが、後から確認すると、なにか余計なことをしたみたいです・・・・・これでけっこうな時間を使ってしまった。。。。




　シャトルのほうでは、カーゴドア部分がへにゃへにゃしているので、これも補強です。
下面にはタイルのスジ彫があってしかるべきなのですが、のっぺらぼうです。　自分でスジを入れるにもしても、資料もなければ根性もなし。。。。デカールを探してみますが見つからず
#80くらいのペーパーで規則的に擦ったら、なにかスジが付きはしないかとやってみましたが、あまりカンジがよくありません。。。なんとかしようという努力はしましたとが・・・・・・
子供だましのおもちゃ的なキットであることはわかっていましたが、なんか消化不良ぎみです。





組み合わせが史実にあっているのかどうかは、自分の能力では調べようがないのですが、宇宙から帰還して、天候の都合でケネディー基地に着陸できず、着陸地からケネディー基地に輸送する際に、元日本航空のB-747SRの背中に乗っけられたことにしています。







12個の車輪は塗装が大変・・・そして全輪キチンと着地させられるかがポイントです。
幸いなことに、大した補正もなく全輪接地しましたし、強度も充分のようです。
この元日航機は脚の丈夫なSRタイプとうことで選択され、メンテナンスの良さに感激したNASAがJALに感謝状を出したとか出さないとか・・・・　

元日航機はSRという国内線用ですので、現役日航機時代に搭乗したことがあるひとも大勢いると思います。

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Vol.138 2020 February.　　　www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved　/　　
　　　　　　　　　editor　Hiromichi Taguchi　田口博通 /無断転載を禁ず　　リンクフリー
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