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特集 アメリカ現用空軍機

 ロッキード SR-71 (ハセガワ タマゴヒコーキ)

by口博通 Hiromichi Taguchi



 米空軍から退役し1998年にモスポールされているとアナウンスされてはいるものの、それは果たして本当なのか怪しい有人偵察機SR-71ブラックバードです。その能力は余人をもって代え難しと(最近どこかできいたようなフレーズですが、)、偵察機器を高度にデジタル化し、レーダー欺瞞システムを搭載しステルス性も向上したアップデート版ブラックバードDが秘密裏に数機作られ、CIAではまだ活躍されておられるというもっぱらの噂であります。  今回製作したのはキュートな寸詰まりのスタイルのSR-71で、ハセガワのタマゴヒコーキで、地球儀のスタンドがついています。
年初に所属しているプラモクラブ内のオークションがあり、引き取り手が無いかわいそうなキットをレスキューしました。



 ハセガワのタマゴヒコーキシリーズの歴史は古くSR-71が登場したのは1978年です。この箱絵はコミカルな絵とリアルなパイロットが入り混じった実にシュールなものです。 デカールが力が入ったもので、こちらは寸詰まりにもなっておらず、そのまま1/72キットにも使えそうです。
2011年に新しいキャラパッケージで復活しており、まだ模型店では手に入りそうです。 部品は極少なく、さくっとできあがりそうでした。

箱絵


スタンド
モールド部品

デカール


製作

 胴体の上下を接着したらほぼ完成。エンジンナセルの段差が目立つ所はパテで整形しました。 一応サフェーサーを吹き、艶けし黒を吹けば、塗装は完了。デカールを貼り、脚をつけて、スタートから3日で出来上がりました。


完成

 円盤に翼がついたような機体です。こんな飛行機が宇宙のかなたから高空のしじまの中を隠密裏にやってくると、やはりUFOと思ってしまいそうです。
写真は画像合成しました。
 簡単プラモデルはあっというまに楽しく完成。作ったぞという満足感がありました。




 ハセガワさんには、SR-91オーロラのタマゴヒコーキ化を切に望むしだいであります。
 機体長を1/2に縮小しタマゴ化すると、側面がなんとなくサンダーバード2号似、可愛くありませんか!

SR-91Aスペースオーロラ  タマゴヒコーキ



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