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(Photo) PBY-5A Catalina in Perth

by  コルディッツ
博物館実機写真

  2007年2月にパース郊外の「西オーストラリア航空遺産博物館」を拝観した時、展示館脇にシートを掛けたPBYカタリナの胴体が置かれているのに気がつきました。このカタリナが展示されたら、また見に来ようと思っていたら、昨年、博物館のHPで展示されている事を知りました。そこで昨年末に再拝観したのですが、入館してすぐのスペースに、PBYが完璧な状態で鎮座しているのは感激モノでした。
 コンソリテーデッド社の開発で、1935年初飛行したカタリナは、4,000機以上生産されて、27ヶ国で哨戒、偵察、救難、爆撃などマルチロールをこなして、第二次世界大戦で最も成功した双発飛行艇となりました。超有名機なので説明は不要と思いますが、機首の銃塔がアイボールなのが目新しいかと。


 PBY-5A 46624 2007年2月撮影
 西オーストラリア航空遺産博物館(ブルクリーク、パース近郊)


  以下は2019年12月撮影です。  


  アイボール銃塔だと勇ましく見えました。
 銃塔は7.62mm機関銃2挺。






 操縦席の視界をやや妨げるのでは…   


 アイボール銃塔の下。前方射手兼爆撃手席?  


 胴体側面のブリスター銃座(左側)。
 左右で12.7mm機関銃各1挺を装備。  


  胴体尾部の腹部ハッチから突き出る7.62mm機関銃1挺。   


  水陸両用機らしい頑丈な主脚  


  引き込み式フロート(左主翼)   


 (おまけ)  PBY-5A  382/KK-A
 ソラ航空博物館(スタバンゲル)にて     2002年7月撮影
 アイボール銃塔(対はスタンダード銃塔)を初めて見たのはノルウェーのソラ航空博物館でした。当時は イレギュラーな装備と思い込んでいました。



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