　　Home >(Photo) F-4E in Istanbul ＜博物館実機写真＜2020年10月号

(Photo) F-4E in Istanbul

by　コルディッツ

博物館実機写真

　1958年に初飛行したマクドネルF-4ファントムが、近代化改修を重ねながら、未だに現役というのには驚かされると共に、年齢が似ているので親近感が沸いてくるようになりました。まさしく「老兵は死なず」の主役です。アメリカでも現役引退したのに、現役で運用している僅かな国々の中に、日本も入っているのは喜ぶべき事か、悲しむべき事か迷います。

　そんなF-4の現役国の中で、トルコは最大機数を運用し続けています。さらにトルコは2020年までの運用を図り、イスラエルのIAI社提案の改修案を採用し、保有するF-4Eの一部の機体を最新化したF-4E 2020 と呼称する機体を製作しています。
　航空自衛隊のファントムの引退は2021年を予定しているので、最後のファントムが「消えゆく」のはトルコになりそうですね。

　　MaDonnel F-4E PhantomⅡ　67-0360
　イスタンブール航空博物館にて　　　　　　　2019年3月撮影

　博物館の説明によると「F-4Eは全天候型の複座戦闘
爆撃機で、1967年に「0360」号機として生産され、
1991年11月23日にトルコ空軍入りをし、2000年3月25日
以降、同博物館に展示中」との事です。

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