10月号に掲載されていた加藤氏のハセガワ旧版ファントムに刺激されまして、長い間 心にひっかかっていたレベル旧版ファントムF-4Cベトナム迷彩機を思いきって完成させました。
レベルの72F-4Cファントムはモデルアート1968年2月号のレベルの広告ページでF-105,F-104と並んで掲載されておりました。レベルが誇る迷彩ジェット機! 定価250円也。「そんなこともあったかな」とご記憶のモデラーもいらっしゃることではありましょう。
1960年代後半はテレビでベトナム戦争という言葉を聞かない日などないという時代です。「今日、アメリカは南ベトナムで100人以上のベトコンを殺したと発表した」と平気でニュースに流れているとんでもない日常でした。
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もっとも 最近も「日本の今日の新型コロナ感染者は600人、重症150人、死亡者3人と発表された」といったニュースが毎日のように流れるとんでもない「新しい日常 ニューノーマル」ではありますが。
話を50年前に戻して、レベルから当時の最新塗装だったベトナム迷彩ジェット機登場であります。その衝撃は大きく、感性豊かなプラモ少年だった私は それ以来、このレベル3機を揃えたいと固く誓ったのであります。
とはいうものの、1970年代は飛行機プラモデル黄金期で毎年怒涛のごとく出現する国産新プラモの荒波に心を奪われ続け、気が付いた時には あらっ半世紀経過してしまっておりました。 |