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オースチンヒーレースプライト
(グンゼハイテックモデル 1/24)

　by 　田口博通 Hiromichi Taguchi

　今は絶版になってしまいましたが、グンゼが精力的にＣＡＲモデルをリリースしていた時期のヒーレースプライトです。ハイテックシリーズはシャーシーがダイキャストで、エッチングパーツや合成ゴム部品も入っていて高級感がありましたが、残念ながらマニア向けでとにかく組み立てにくいのが難点でした。

キットについて

　シャーシーはダイキャスト部品の構成で、瞬間接着剤で接着します。バラバラなので左右バランスがとれるようにするには　やすりで接着断面をしっかりと調整する必要がありました。

　各所にプラ棒で補強しました。

インパネはプラ部品とエッチング計器の組み合わせです。木目で塗装しておきました。

　シートはホワイトで塗装しました。

　ボディはMr特色329のイエローを吹きました。私は研ぎ出しはストイック過ぎてどうにもついていけないので、さくっとクリアだけかけて完了としています。

　シルバーラインはハセガワのミラーフィニッシュを使いました。ライトガラスと内装部品をとりつけてボディは完了です。

　前後のバンパーサポートがエッチング部品で作りにくく苦労しました。ウインドー枠も作りにくくミラーフィニッシュで傷消しをしてあります。

　苦労の末に完成すると、小型で軽快なスプライトが出現し、ちょっと報われた気がしました。

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