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特集 ドイツ

2輌のマーダー 1が登場するディオラマ

  by Takafumi

 Cri.El.Modelと Ironsideのマーダー1を使用して、ディオラマを製作しました。



今回製作したディオラマは、兵士が、木の脇に停車したマーダー 1に、木の枝を何本も立てかけて擬装している様子を写した写真を参考に製作しました。
木の枝が立てかけられている車輌とまだ立てかけられていない車輌を配置し、ディオラマを見る人が違いを比較できるように意識しました。



ディオラマベースはB4サイズの写真用パネルを使用しています。パネルの内側に角材を貼り付け補強してあります。パネルの、完成後むき出しにする縁の部分の上面は砥の粉で目止めをし、立ち上がりの部分の方は木工用パテで継ぎ目を消し表面を成形した後、上面を木工用の着色スプレーで、立ち上がりをつや消し黒で塗装しました。塗料が乾燥した後、ベースの縁にマスキングテープを貼り、木工用ボンドを塗り、石膏を盛り付けて地面を作ります。草はほぐした麻ひも、ヤマゴケのドライフラワーなどを木工用ボンドで接着しています。地面や草の塗装は、アクリル塗料や水彩絵の具、ポスターカラーを主に使用しています。



木や擬装に使われている枝は、光栄堂の「フラワーツリー」という建築模型用の商品を使いました。木が生える部分にドリルで穴を開け、必要な長さに切ったフラワーツリーを数本束ねて差し込み、リキテックスのマットメディウムで接着しました。



人形は全てタミヤ製です。ドイツ戦車兵 エンジン整備セット、砲弾搭載セット、メーベルワーゲン、マーダー3から、一部ポーズを変えて使用しています。人形の塗装は服と帽子は溶剤系アクリル樹脂塗料を、肌やベルト、靴などは、エナメル塗料や油絵の具を使用してます。上空の敵機を気にしながら、擬装作業を行う兵士達を再現するように努めました。


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