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    MIG21bis (OEZ 1/48)

by 福田 道章



 山猫マークのMIG21が作りたくなったのですが1/48ではエデュアルドのキットが入手できず、代わりに古いチェコOEZのキットをゲットしました。箱がボロボロだったのですぐ製作にかかりました。
ペナぺナの外箱にブリスターに入った、やたら太いランナーシートで、表面はきれいめのスジボリが入り、(72並みですが)なんとかなりそうな雰囲気です。でも「作ったらあかんヤツ」でした。



コクピットは板切れの集合体で計器盤のメーターのくぼみぐらいしかディテールがありません。
シートはクイックブーストのレジン製を削って入れましたが、あまり見えないので無意味に終わったかも。
キットは3種コンパチでbisにするには背部の膨らみを切り取ってbis用の背部を接着する方式です。
怪我しそうなくらい分厚く硬いです。垂直尾翼も一部カットしてカタチにするも隙間だらけです。
主翼も胴体にあわせると下部に大きな隙間ができますが無視です。水平尾翼はうっかりすると水平になりません。



キャノピーは形状もちがいますが、手をいれるならエデュアルドをつくったほうが早いのでそのままです。
要るかわかりませんが錘を仕込んで機首内部をリューターで削りまくってクイックブーストのノーズコーンを入れましたがこれも無意味っぽい。整形のためスジボリがかなり消えましたが入れ直す気になれず、さっさと塗装に入ります。



ただ機首上部のエアスクープは完全消滅してしまったので新造しましたが大き過ぎた様な。
アンテナや小物は脚柱やパイロン以外イモづけで、ほぼ瞬間で適当につけていきます。増槽やミサイルついてますが面倒なので丸腰状態です。



 塗装ですがクレオス304オリーブドラブ、18RLMブラックグリーン、308グレーをインスト(箱の下面)を拡大コピーして型紙を作り境界をぼかし気味に塗りました。グリーンは褪せた感じにしたくて明るい目312グリーンです。
デカールはクリアデカールに印刷したようなガレキっぽい自分で切り出すタイプですが見た感じよりは良質でした。
コーションラベルはパスしてつや消しクリアでオーバーコート。ノズルはアルクラッドのジェットエキゾーストにクレオスメッキシルバーネクストをふわっと塗ってみました。



出来てみると全体の雰囲気は良く格好いいです。少し報われた気分になりました。



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